CATEGORY“D” …分類名“どうでもいい話”・・・

帰って来なくてもいいのに帰ってきた[俺様大統領]による[俺様大統領]の為のどうでもいい話

ささやかなものほど本当は大切…と

2020年06月01日 | ゲーム
ふと、思い出したんだが。

昔…20年近く前かな。

プレステで発売された『探偵 神宮寺三郎 灯火の消えぬ前に』ってゲームの予約特典として、神宮寺三郎がデザインされた缶コーヒーがついてきたんよ。

ワタシ、あまりコーヒー好きじゃなく、普段なら飲まないんだけど、コレクターズアイテムとして、持っておかないわけにはいかないでしょ。

…で、仕事場の近くのゲームショップに予約して、発売日のお昼休みに引き取りに行ったのよ。


いくら、コレクターズアイテムとは言え、中身が入ったままの缶をとっておいたら、いずれ、缶が錆びちゃうだろうから中身を飲み干したんだ。


…で、キレイに中を水洗いした缶を職場のデスクの上に置き、帰宅準備のために更衣室に行った時、悲劇が起こった。

私服に着替え、荷物(キレイにした空き缶を含む)を取りに自分の席に戻ったが…あれ?缶がない。

更衣室に持って行ったかな?
…と、首を傾げた時、自席の後ろから煙が流れてきた。

タバコの煙だ。

ワタシの席の後ろは、上司が座っている。
月末だから、残業してなんか書類をまとめているようだ。

当時はオフィスでタバコを吸うなんて別になんでもなく行われていた(当時、喫煙者だったワタシも吸ってたし)から、タバコの煙は別にいいんだけど…。


…嫌な予感がして、上司の手元をチラッと見ると。

そこには…。


こんなデザインの空き缶が!!

たしかに、昔はよく空き缶を灰皿がわりにしてたよ!

しかも、ゲームに興味のない人にしてみれば、ワタシの飲み干した空き缶が机の上に捨て忘れて置いてあったから、捨てる前に灰皿がわりにさせてもらおうと考えてもおかしくないよね。


…いや、おかしいだろう!

あんまりダァッ!!

ワタシは、心の中で泣きながらこう言った。

『お先に失礼します』

さすがに『その缶はボクの大事な物でしゅ!』

とは言えなかったよ。


…と、そんなことを急に思い出し切なくなった。