ライラライ

この前テレビを見ていたら、谷村新司氏が、名曲『チャンピオン』を熱唱していた。



昭和の歌謡曲は良いね～。


しかし…ちょっと納得のいかないところがあった。

説明の必要はないと思うが、この歌はボクシングをテーマにしていて、1番の歌詞で、年老いたチャンピオンが若い現役バリバリの選手と戦う事になり、自分の限界を感じているという悲痛な思いを歌いあげ…。

2番の歌詞で、若い現役の選手により、ダウンを奪われ…。

最後に自分の時代が終わった事に、悲しみと、もう戦わなくて良いという安堵の気持ちを抱く…と、いうストーリー仕立てになっているのだが。


今回、テレビで流れた曲は、2番がまるまるすっ飛ばされ、自分の限界を感じた1番の歌詞からいきなり、『帰れるんだ、これでただの男に…帰れるんだ、これで帰れるんだ！』という単なる帰宅願望の強い軟弱物になってしまった！


そこの部分、大事よ？
絶対外しちゃいけない部分じゃね？