千石先生来園

ちょっと曇り空の昨日。朝から雨がポツポツ模様でした。
そんな中でも多くの来園者に来ていただき、満員お御礼です

11月2日から『絶滅の危機にある動物たちを～守ろう。生物多様性～』と題した企画展をやっていて
絵本の読み語や動物講話、絶滅の危機に瀕している動物の現状を紹介したパネルを展示います。
そのイベントに、動物学者の特に両生爬虫類の大先生、『千石先生』が来られ
講演をしてくれました
でも、体調を悪くされていて車いすで登場ビックリです。

実は、来園される体調を考えてキャンセルもと言う話もあったようですが、千石先生は、みんなが待っているからと頑張って来て下さいました。
それに４５分のお話に質問と体調を考えて１時間と言う予定だったんですが、これもお話好きの先生。
来館者を前にすると元気を取り戻し、なんと予定をオーバーしてお話してくれました
いやいや、スタッフ一同、先生のそのすごいパワーにみんなびっくりです。
きっとその姿やお話を聞いて動物学者をめざす子どもがいるかもしれませんね
そんな先生は、『動く、パワースポット』ですかね。

さて、もう一つ。
実は、先生の講演の前にとある団体がやって来てくれました。
大型ショッピングセンターの子どもクラブです
その子どもクラブから、２００８年に行った『国際カエル年』のお話をしてほしいとのことでした
もう、世間ではそんな『国際カエル年』なんて忘れ去られているのかと思っていましたが
環境に興味ある子どもクラブでは、しっかりと覚えていてくれたんです
それに、その子ども達は、単に動物園を楽しむだけでなく、『ミッション』と称して動物観察をしてくれていました。
そうなんです。動物園は、見て楽しむばっかりではなく、『学ぶところ、学べるところ』でもあるんですよね。

こうして、こんな団体が、子どもクラブがこんなふうに動物園を利用してくれると嬉しいし動物園の役割が果たせますね。
ぜひ、いろんな利用方法を考えて来園していただけたらと思います