大空にトンビ

ぶらぶら人生

この頃温泉記その8

2016-04-30 08:47:53 | 温泉

私が宿泊した今回の温泉は福島県の宿、宮城県の宿、秋田県の宿の3か所です。

始めは福島県福島市の飯坂温泉にあるホテル聚楽です。ホテル聚楽と言えば温泉ファン

なら一度は聞いたことのある宿だと思います。飯坂温泉の他に水上温泉、万座温泉。伊東温泉、

他にもある大型の宿ですから。次に宿泊したした宿も大型店の宮城蔵王ロイヤルホテルです。

こちらも大和リゾート系で有名ですよね。三つ目は秋田県横手市の庶民の宿の紹介です。

飯坂温泉は摺上川を中心に60軒ほどの宿があり「福島の奥座敷」といわれ一大温泉地です。

ホテル聚楽はその中でも大型点ゆえ目立っています。昔仕事やレジャーで何度か泊まったこと

もありましたが雰囲気は変わってないですね。

ロビーや客室眼下には摺上川(すりかみがわ)が見えています。

 

温泉に通じる廊下は畳敷きで床暖房されていました。お風呂は沢山あってお客も多く今回の

写真は残念ながら無しです。

 

夕食の後は餅つき大会や独奏会もあり中々楽しい宿でした。

          

お次は宮城蔵王ロイヤルホテルですが場所的には前回紹介(温泉記7)の遠刈田温泉の中に含

まれ、蔵王エコーラインの入り口に位置します。この宿も仙台よりさほど遠くないので4度目

位の宿泊になります。今回は集まりがあって泊まりました。

 

ホテル全景と客室からは蔵王の白銀(これは望遠撮影)を眺める事が出来ます。

フロントの様子。ロビーはシンプルですがずいぶん広いです。

 

 有名な遠刈田こけしと何故かキティちゃんが飾られていました。結婚式もあるのでその関係かな?

 

震災の写真も掲示してありました。お風呂はこんな感じです(パンフレットの写真)。

ホテル前のここからエコーラインを通って山形蔵王温泉行に行くことが出来ます。

           

三つ目の紹介は秋田県横手市、と言ってもだいぶ山手にある南郷温泉、共林荘と言う宿です。

温泉もかけ流しで宿泊料金も安く私的には素朴ながら今回の中で一番良かったです(2泊しました)。

宿泊した部屋はこの手前にあり3階建の建物の2階なので見晴らし良かったです。

駐車場の脇では石で作ったかまくらや大黒様がお客のお出向かいです(かまくらは冬の横手市の風物詩)。

眺めはのどかな風景、4月中旬と言うのに残雪も見え桜はまだ固いつぼみでした。

 

二つの内湯。左の硫黄泉はジャージャーかけ流しで日により色が変わる温泉です。

右の露天風呂付き温泉もかけ流しで泉質は異なっていました。

 

朝夕の冷え込みは10℃を下回り食堂には大型のアメリカ製ヒーターが活躍していました。

付近を散策すればなんと平泉藤原黄金期を作るに至った「後三年の役」と同名の駅「後三年駅」

もありなかなかの観光誘致魂のようです。

近くの平安の風わたる公園は「雁行の乱れ」(戦いの時、ガンが乱れ飛ぶのを見て敵の伏兵を見抜いた)

現場と言われる所があり太鼓橋がかかっていました。勿論、後三年合戦金沢資料館(2014・9・13発信

「この頃温泉記その1」で写真掲載)と金沢柵と言われる小高い山の公園にも足を運んでみました。

          

 共林荘をチェックアウトして帰路の途中では山形県金山町にあるスキー&リゾートホテルの

ホテルシェーネスハイム金山の日帰り温泉施設に入ってのんびり国道経由で帰った次第です。

 

大好きな、今度はどこにしようかまだ決めていません。3つ行ったらまた紹介します。

(実際は探鳥旅行で泊まった宿も温泉地が多いですが「この頃温泉記」には入れていません。)

 

 


今年も春の一人旅に。

2016-04-13 13:49:57 | 探鳥会

やっと待ちに待った雪解けの季節がやって来たので早々今年も待ち切れず探鳥と温泉を兼ねて

1泊一人旅をして来ました。昨年は4月21日だったので少し早くなりましたが今回も福島県の

川が見えてそれは素晴らしいとある温泉地へ行きました。

なんと今日は4月半ばに入ろうとしていると言うのに寒気団が日本に入り込んだらしく途中山間部は

吹雪になってしまい鳥探しどころではなくなってしまいました。

宮城県白石市と山形県高畠町を結ぶ七ヶ宿峠もご覧の様子。

 

電工表示板も1℃を示しています。宮城県七ヶ宿8時台と福島県会津12時台、兎に角寒かった!。

 

ひとり探鳥会もそこそこに以前宿泊した事のある二岐温泉(ふたまたおんせん)まで足を延ばし

一軒の宿で日帰り入浴をして体を暖めました。残念ながら前に泊まった宿は最近廃業したとの事

建物だけがひっそりと佇んでいて、アットホームないい旅館だっただけに寂しい限りです。

家族経営は本当に大変なのでしょう。

次に向かったのは岩瀬湯本温泉。茅葺き屋根の旅館などもあって昔情緒いっぱいの温泉です。

共同浴場もありましたが流石にさっき二岐♨で入ったばかりなのでここは素通り見学のみ。

岩瀬湯本温泉より更に車で今日お世話になる宿へ。なかなかコテージ風の感じのいい宿のようです。

 

部屋からの眺めはバンザ~イです。何より窓を開ければそのまま探鳥会になるのですから。

とは言うものの今は雪は降っていませんが風が強くとても寒くガラス戸を開けたとたんに

部屋の中が急冷されてしまいよっぽどでないと窓は開けることができませんでした。

先ずは温泉に。浴場からの眺めも最高です。ヤマセミが魚をとる瞬間をここから見れたのですから。

部屋に戻ってから寒いのは度外視して窓を開けて鳥探し開始です。さほど時間も経過していないのに

川には水鳥達が、木枝にはカケスの集団やヤマセミが行ったり来たりと大サービスしてくれたので

体の冷えていたのもすっかり忘れてしまっていました。

夕食も素晴らしい景色を眺めながら至福の時間を舌と目の両方で味わいました。外はまた雪模様。

 

フラッシュ使用で雪を強調した写真と木の幹に取りつけられた照明のペンダント(に見えますか?)。

 

翌12日は快晴、真っ青な空に4月のつららがその寒さを物語っています。

窓から首を出してみると小鳥たちの早朝の慌ただしさが次々と目にする事が出来ました。

     

朝食前だけでも、キンクロハジロ、オシドリ、カイツブリ、スズガモ、コガモ、カルガモなど。

水鳥以外には、ヤマセミ、アオゲラ、コゲラ、カケス、キセキレイ、カラス、シジュウカラなどが確認

出来ました。

 

ヤマセミ                        アオゲラ

 

カケス                         キセキレイ  (この4枚は客室より撮影しました)

また宿のチェックアウト後に同旅館の敷地内でヒガラ、ホオジロ、ツバメ、イワツバメ、アマツバメ?か。

などを見ました。   ヒガラ

帰路の沢沿いではあちこちでカワガラスの姿を目にする事が出来ましたが、繁殖シーズンに

なったのでどの小鳥たちも活発になって来ているのでしょう。

 ちょっといい感じの所があれば車を止めて遊びます。ここでもカワガラスやキセキレイが忙しく

飛び回っていました。

芦牧温泉近くの若郷湖でも付近を1時間ほど散策して・・。

    日帰り温泉施設 湯陶里 (会津焼で有名な所ゆえ「陶」の文字が付いています。)

美里町の日帰り温泉施設で昼食と♨でゆっくりした後に家路につきました。

18:20分456kを走行して無事我が家へ到着です。今年も上々の一人旅でした。