2014年6月6日発信の山形県大蔵村にある棚田百選の地、四ヶ村(しかむら)を今年も訪ねて見ました。
今回は雪の棚田を見るため少し早い3月にしました。これより早いと多い年では4mも
積もると言う雪のために除雪した道脇の雪が崩れて車が走れなくなることがあるとの事で
ちょっと遅めの今がベストと考えました。
国道13号線、大石田町を左に折れると最上川を遠くに、近くにずっと川沿いを10kほど走り
続けて・・
途中再び肘折温泉(ひじおり)方面に左折、更に数キロ進みまた左折、ずいぶん山深い景色に変わって
来ました。
そしてトンネルをくぐった山の向こうが通称、四ケ村(豊牧、平林、沼の台、滝の沢地区)です。
いきなりこんな風景に迎えられて。さて、棚田はどこに?
見えました!でも雪があるとただの山地の風景と言う感じでやはり今一かな。
流石、消火栓は随分高く設置してあるのですね。記念の手形を押して来ました。
雪の中の小さな穴の中では右の写真のようにふきのとうが芽吹いていましたし、
既にタテハチョウの仲間が羽を広げて陽の光を浴びて気持ちよさそう。こんな雪深い地にも
春は少しづつやって来ているようです。
昼は地区中央にある郷土料理伝承施設、ふるさと味来館でなめこそばを舌鼓。食べることの出来る所は
ここだけです。でもとても美味しかったし店のおばさんも親切でした。
今日のもう一つの目的はクマタカなど猛禽類を見ることでしたが姿を見せることはありませんでした。
顔の白さが目立つムクドリや雪の上で餌探しをするホオジロ(写真)の他カワガラス、モズなど数種で
あまり収穫なしです。
なめこそばの次は大好きな温泉へと向かいました。四ヶ村より更に10k弱の肘折温泉は湯治場と
しても有名です。ここには3か所の日帰り施設があるのでその中のひとつ、カルデラ温泉館に貸切
状態で40分ほどのんびり浸かって温泉気分を味わいました。
温泉館のまわりの雪もまだずいぶん残っています。
自噴の温泉は茶色でかけ流しでした。残念ながら露天風呂は工事中で×。
浴室の隣には飲泉所もありこちらは炭酸泉、胃腸病に効くと書いてありました。
100%温泉にも入ったし、ここから我が家まで117kをまた来た道を帰ります。
次回は泊まりで秋の紅葉時にまた訪れてみたいと思っています。
途中こんな風景を堪能しながら休憩したり約3時間で無事帰宅しました。