今回私が行った温泉は栃木県の板室温泉、山形蔵王温泉、宮城県の古~い一軒宿の温泉でした。
板室温泉はちょうど那須温泉峡と塩原温泉の中間に位置しておりとても自然の残る静かな温泉地です。
板室温泉に行く前に、那須温泉でも1番人気の高い立ち寄り湯「鹿の湯」に入りました。
浴室棟にはぬるい湯から超熱い湯(46℃)まで7つの湯船があり、その超熱いのに入っている人もいて
ビックリです。2年ぶりに入る私のお気に入りの温泉のひとつになっています。
「鹿の湯」を出て、今回2泊した宿は板室温泉中心部より4kほど高速道路側にあるホテル板室です。
客室数も多い中堅のホテルで付近には建物などは少なく自然の真っただ中にありとても
感じのいい宿でした。写真はガスにつつまれた部屋の外。
あまり大きくない内風呂と露天風呂がありどちらも温泉です。
2日目の朝は30分ほど澄んだ空気の中ウオーキングして心身を癒しました。この風景は
前に北海道に行った時の風景に似ていてその時を思い出しながら。
その日の日中はもみじ谷大橋ほか塩原温泉かいわいを見学、とある日帰り温泉施設に入って
見ましたが空いていてゆっくり出来ました。
そんなわけで板室温泉は那須温泉と違い静かで大人の温泉と言えるかも知れません。イチドハオススメ!!
板室温泉のチェックアウトの後に那須温泉峡でもかなり昔からある北温泉と言う所に入りました。
建物は江戸時代から昭和の建築までのもので古いですが数か所にある浴槽はとても
温泉気分を誘うものでした。館内の調度品も凄いです。この辺には北温泉のほかに
大丸温泉(おおまる)、八幡温泉、弁天温泉などの古い温泉もありはしごもいいかと!(大丸温泉経験済)
2つ目の温泉は山形県の蔵王温泉。1年に1度は訪れる温泉地ですが今回は、「たかみや瑠璃倶楽
リゾート」に泊まりました。設計したのは丹下健三氏だそうでなかなかモダンな建物です。
部屋からの眺めはこんな感じ、露天風呂つき客室でしたが沸かし湯のため1度も入りませんでした。
泉質は硫黄泉のお風呂で万病に効きそうです、残念ながら外は目隠しで見えません。食堂からの眺めは◎です。
ホテルの向かいにはスキー場が連なりリフトやロープウェイが望めます。
最後のお宿。宮城県蔵王町の山の中の1件宿、鎌倉温泉に宿泊しました。なぜ鎌倉かというと
前九年の戦い(後三年の戦いという説もある)の中で登場する有名な武将、鎌倉権五郎景政がこの
湯につかり傷が治ったと言う説から来ているようです。
建物は大正ロマンプンプンの古いものですが昭和に建てられた棟もあります。
今回のへや、二間続きのとても広いものでした。火報などはしっかり備えてあります。
廊下も昔の温泉宿風。都会の人たちにはたまらないと言う方もいるのでは。
お風呂は立派な大きくはないですが100%温泉のアトピー、皮膚炎には最高の効き目がある
泉質とか、近在からの日帰り客がひっきりなしに来ています。なんと廊下の下にコイが
泳いでいました。
宿泊料5000円ちょっとで食事は山のもの中心で品数も多かったです。写真の膳に更に
かりん酒ほか数点付きました。右は食事処。外の新緑を眺めながらの食事は味も最高!也。
設備方は仕方ないもののここも◎の温泉でした。