やっと待ちに待った雪解けの季節がやって来たので早々今年も待ち切れず探鳥と温泉を兼ねて
1泊一人旅をして来ました。昨年は4月21日だったので少し早くなりましたが今回も福島県の
川が見えてそれは素晴らしいとある温泉地へ行きました。
なんと今日は4月半ばに入ろうとしていると言うのに寒気団が日本に入り込んだらしく途中山間部は
吹雪になってしまい鳥探しどころではなくなってしまいました。
宮城県白石市と山形県高畠町を結ぶ七ヶ宿峠もご覧の様子。
電工表示板も1℃を示しています。宮城県七ヶ宿8時台と福島県会津12時台、兎に角寒かった!。
ひとり探鳥会もそこそこに以前宿泊した事のある二岐温泉(ふたまたおんせん)まで足を延ばし
一軒の宿で日帰り入浴をして体を暖めました。残念ながら前に泊まった宿は最近廃業したとの事
建物だけがひっそりと佇んでいて、アットホームないい旅館だっただけに寂しい限りです。
家族経営は本当に大変なのでしょう。
次に向かったのは岩瀬湯本温泉。茅葺き屋根の旅館などもあって昔情緒いっぱいの温泉です。
共同浴場もありましたが流石にさっき二岐♨で入ったばかりなのでここは素通り見学のみ。
岩瀬湯本温泉より更に車で今日お世話になる宿へ。なかなかコテージ風の感じのいい宿のようです。
部屋からの眺めはバンザ~イです。何より窓を開ければそのまま探鳥会になるのですから。
とは言うものの今は雪は降っていませんが風が強くとても寒くガラス戸を開けたとたんに
部屋の中が急冷されてしまいよっぽどでないと窓は開けることができませんでした。
先ずは温泉に。浴場からの眺めも最高です。ヤマセミが魚をとる瞬間をここから見れたのですから。
部屋に戻ってから寒いのは度外視して窓を開けて鳥探し開始です。さほど時間も経過していないのに
川には水鳥達が、木枝にはカケスの集団やヤマセミが行ったり来たりと大サービスしてくれたので
体の冷えていたのもすっかり忘れてしまっていました。
夕食も素晴らしい景色を眺めながら至福の時間を舌と目の両方で味わいました。外はまた雪模様。
フラッシュ使用で雪を強調した写真と木の幹に取りつけられた照明のペンダント(に見えますか?)。
翌12日は快晴、真っ青な空に4月のつららがその寒さを物語っています。
窓から首を出してみると小鳥たちの早朝の慌ただしさが次々と目にする事が出来ました。
朝食前だけでも、キンクロハジロ、オシドリ、カイツブリ、スズガモ、コガモ、カルガモなど。
水鳥以外には、ヤマセミ、アオゲラ、コゲラ、カケス、キセキレイ、カラス、シジュウカラなどが確認
出来ました。
ヤマセミ アオゲラ
カケス キセキレイ (この4枚は客室より撮影しました)
また宿のチェックアウト後に同旅館の敷地内でヒガラ、ホオジロ、ツバメ、イワツバメ、アマツバメ?か。
などを見ました。 ヒガラ
帰路の沢沿いではあちこちでカワガラスの姿を目にする事が出来ましたが、繁殖シーズンに
なったのでどの小鳥たちも活発になって来ているのでしょう。
ちょっといい感じの所があれば車を止めて遊びます。ここでもカワガラスやキセキレイが忙しく
飛び回っていました。
芦牧温泉近くの若郷湖でも付近を1時間ほど散策して・・。
日帰り温泉施設 湯陶里 (会津焼で有名な所ゆえ「陶」の文字が付いています。)
美里町の日帰り温泉施設で昼食と♨でゆっくりした後に家路につきました。
18:20分456kを走行して無事我が家へ到着です。今年も上々の一人旅でした。