大空にトンビ

ぶらぶら人生

晩秋の泉ヶ岳山麓は今。

2018-12-04 14:00:21 | 探鳥会

私たち鳥なかま数名は今年夏から泉ヶ岳山麓(芳の平)を中心に野鳥の生息調査を兼ねて自然散策

を始めました(1の付く日をメインに月3回位、〇〇デーと称して・・)。今回は11月12日~12月3日まで

3回行った分の山麓の様子を見て頂きたいと思います。特記するほどの事はありませんが、野山をぶらぶら

歩くことは私にとって心の洗濯になっています。

11月12日、まだ紅葉がちょっぴり残っていました。標高は525m位の所になります。

古民家に通じる散策路も落ち葉と紅葉のハーモニーです。

11月21日、遠くからは紅葉の気配はもう見当たりません。10キロ先の写真。

その日は風が強く小鳥の鳴き声はなかなか聞けませんでした。

昭和のころまで葦(芳)を生産していたという芳の平は特に風通しがよかった様な!。数年前までは刈り払い

をしていたのですが、今は行われていませんので荒地になって来ています。この所シデの木類がみるみる生えて

来て数年後にはやぶになると思われます。

芳の平一帯、こんな感じになっています。

随一太平洋までも望むことが出来る場所なので、その日によっては様々な素晴らしい眺めを体感

出来る所でもあります。この日は曇天でした。探鳥&散策は樹ぼく、植物と花、蝶などの昆虫等々

色々に目がいってなかなか進まないことも。

 

ヤドリギも青い実、赤い実をつけています。

 

マユミやオトコヨウゾメ、ツルリンドウほか色んな木の実も散策中の人の足を止めていますがここまで来る人は稀です。

12月に入ると色づいた葉っぱはもう見当たりません。泉ヶ岳登山の入り口付近。天気のいい日は登山者が

いまもずいぶん通って行きます。

 

11月23日には山に初雪がありました。ひとつ気がかりな事があります。春からここに住み着いていたクロネコ

(私はイズミヤマネコと勝手に命名)かわいそうに捨てられたのでしょうか。前回行った時にはお腹を空かして

登山者などからパンなどをもらっていましたが、12月3日には来なくなりました。この冬は生き延びれるのか心配です。

ここ約ひと月に確認した小鳥たちは。撮影出来た分の一部です。

 

ミヤマホオジロ(冬鳥)日を別にして2回遭遇。

 

カシラダカ(冬鳥)。  かわいいコゲラはいつも私たちを楽しませてくれます(留鳥です)左に巣穴が。

  

アカゲラ(留鳥)。マヒワ(冬鳥・北海道では年中生息の所もある)ももう来ています。その他アオバト、

猛禽類など30種ほどを確認しました。泉ヶ岳山麓観察会はこれから雪になって来ますが可能な限り観察に行ってみたいと思います。