久しぶりの温泉記になりましたが今回の紹介は宮城県の宿2件と山形県の宿2件になります。
最初はまだ雪の残る1月に宿泊した宮城蔵王温泉郷のひとつ、遠刈田温泉「蔵王四季亭」です。
蔵王の七日ヶ原原野の中にポツンとある1軒宿で辺りには何もありません。
周りに見えるのは雪の原野だけ。
部屋から撮影したものも見渡す限り雪の原です。
温泉は弱アルカリ性の高温泉、切り傷などにいいとの事できれいな浴室でした。
標高も高いので朝方には軒からの長いツララが伸びていて久しぶりに見た感じです。
宿の前の通りは蔵王ハートランド(七日ヶ原牧場)に続いていてシーズン期には車の
往来も多いのですが今はその姿は少ないようです。
牧場に行って見ましたが当然のこと閉店中でした。
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二つ目の温泉は震災復興に沸く宮城県気仙沼市の温泉ホテル「気仙沼プラザホテル」に3月訪れ
ました。窓外の眺めは素晴らしいもので船の行き来が良く見えます。
中央に写っている船は大島汽船の客船でいま気仙沼を出港したところでした。
眼下に港が開け地上では至る所で復興工事が行われていましたし遠くでは新しく大島へ渡るための
アーチ橋の工事が進行中でまさに巨大クレーンでアーチを掛ける作業が行われているところでした。
その様子をテレビニュースと同時に見た記念の宿です。
屋上に行けば360度のパノラマが広がりました。
露天風呂からも港が望めます。こちらはナトリウム塩化物泉でよく温まるとのこと。
帰りにはリアスアーク美術館を見学して来ましたが東日本大震災の記録や災害史。歴史、民族、それに
美術と充実した美術館だと感じました。
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5月に入って山形県真室川町へ鳥友達と1泊計画でイヌワシを見に出かけましたが残念ながら空振りに終わっ
てしまいました。その折泊まった宿が山形県金山町にあるリゾートホテル「シェーネスハイム金山」です。
イヌワシは見れなかった。
ホテルシェーネスハイム金山はスキー場やキャンプ場併設のなかなか垢抜けしたリゾート温泉施設で
過去2回日帰りで訪れたことのある宿ですが泊まりは始めてです。
外の眺めは大自然を感じさせるもので皆と周りを散策したり、おいしい空気をいっぱい味わいました。
ホテルを出て2日目、知る人ぞ知る「谷口がっこそば」(学校の跡)で名物そばの舌鼓を楽しみましたが、
かなり辺地にも拘わらず沢山のお客さんで空席がないほどです。
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今回4つ目の温泉は湯量、泉質ともに日本有数の山形蔵王温泉の「ホテルハモンドたかみや」です。
山形蔵王温泉は前にも何度か紹介しましたが、数十軒ある宿の殆どが強酸性硫黄泉のお湯になっています。
泊まった宿は部屋数27のこじんまりとしたホテルですが他に10軒ほどのグループ宿泊施設のある宿です。
お風呂も小さ目のものが4つほどあってどれも温泉気分を満喫させてくれるものでした。
露天風呂の入り口もワクワクものです。
部屋からの眺めはこんな感じですが木が茂っているので鳥見ファンには返ってgooでした。
シジュウカラやウグイス、ハクセキレイそれに下の堀ではキセキレイが盛んに餌探しをしているところを
ずっと観察する事が出来たのですから。宿の部屋からの探鳥会は私にとって至福の時間になります。
今回紹介の1月~6月の宿の間には前に<探鳥会>で紹介した福島県の岩瀬湯本温泉の宿も含みますが省きました。
今年の温泉行きは少しスローペースですがまたの機会に!