湯岐の湯とは「ゆじまた」と呼び湯岐温泉のことで福島県塙町(はなわまち)の山深い所にある温泉です。
宿は3軒のみ。そう遠くない所には町経営の大型温泉施設と1軒宿の別の温泉地もあります。
この地は元々行ってみたいと思っていた所でしたので雪が降らなくなったのを見計らい一人旅と相成りました。
途中はなわ駅に立ち寄ってみましたがなかなかお洒落な駅舎です。そこから更に走って、
10時過ぎやっと湯岐温泉に到着です。オール一般道利用で休憩を入れても5時間20分ほど、193K
ほどの距離になりました。山奥の雰囲気いい感じ(^O^)/ 。 まだお昼前なので、
そこからわざと遠回りして山道を走り、町営の温泉施設「湯遊ランドはなわ」まで足を運びました。ここでは温泉
と食事を済ませたのですが、宿泊施設も整っている大型の施設のようです。
内風呂と露天風呂が整っています。 見えるのは宿泊施設。
温泉で休憩をしてもまだ時間があったのでここから10Kほどの所にある美術館へ行ってみることにしました。
廃校を再利用して開設された「あぶくま高原美術館」です。
1階は現代画家の絵画を、2階は明治生まれの画家、杉三郎氏の油絵と書家、鈴木清水氏の書が展示
されていました。どちらも始めて聞く名前ですがこちら(2F)は有料です。
午後3時30分再び湯岐に戻り宿へ直行チェックイン。
今晩お世話になる和泉屋旅館の全景です。
(中央の新しい家は民家です)
ちなみに他の2軒の宿は更にちょっと上に登った所にあり、人が住んでいる家はほかに見当たりません。
宿の部屋から眺めるとこんな風景に。2,3か所から聞こえるガビチョウの鳴き声がうるさいです。
この宿はご夫婦だけでの切り盛りですがとても感じが良かったですよ。
浴場は2か所、どちらもかけ流しされていて右の写真の浴槽からはぼこぼこと湯が底から沸き出ていて
温泉気分は最高に。露天風呂はありませんがそれでも充分です。
宿の食事は味付けも良く量も多過ぎて申し訳ないのですが夜も朝も手付けずのおかずをしてしまい(・_・;)
🙇ごめんなさい。 お世話になりました。
2日目は太平洋側のいわき市へと抜けて湯本温泉のこれもいわき市営の「いわきゆったり館」の温泉に入浴。
ただしプールなどのある大きな方ではなく福祉施設のある250円で入れる小さな浴場のある方に入りました。
ゆったり館の全景、かなり大きい施設のようです。右は今回入った小さい温泉。他に客はなく
40分位のんびりして帰路はまた車窓を楽しみながら国道を走ります。
今もまだ人の住めない町を通り過ぎています(R6)。Ksデンキも藪の中に。(写真は大熊町で撮影、車より外に出ることは出来
ません。)
車窓からは第一原発で作業をするクレーンのみが見えました。
今回見つけた主な野鳥は・・
オオアカゲラ。滅多に見れません。 しゃちほこより偉い!!キセキレイ。
コゲラ。街中でも見れますね。 モズ。この後くわえてた餌を枝の間に挟んて飛んで行ってしまった。
カワガラスの親。そして餌をねだるひな(右)等々で他はよく観察する小鳥たちだけでした。
ということで、今回の野鳥観察を兼ねた温泉を楽しむ旅も一人ながら楽しいものになりました。