今年の私の目標として宮城の山を3つ登る事を計画してやっと念願叶い達成出来ました。
9月上旬、ここ毎年登っている蔵王連峰の中の刈田岳駐車場と山形蔵王地蔵尊往復(最高標高地は熊野岳1841m)。
二つ目は仙台のどこからでも見えて親しみ深い泉ヶ岳(1172m)。そして紅葉の美しい栗駒山(1627m)の三山です。
始めは蔵王から。写真を撮ったりゆっくりペースで5時間かかりました。普通は4時間かからないでしょうけど。
蔵王御釜もきれいに見えています。
山に登らないと見ることが出来ない絶景が!
ここは活火山なのでこんな表示板が、560m先の熊野岳避難小屋に辿り着くにはかなりの急勾配を100mは登る
必要があり緊急の時はう~んですね。
避難小屋近くの十字路。ここで熊野岳(復路に通過下山)方面と地蔵岳~地蔵尊方面へと分かれます。
上の写真と同じ場所から地蔵岳を望む。眺めた限りでは大したことないと思うのですが、見ると行くとでは
かなりのギャップがあって始めて行った時は随分苦しい思いをしました。今回もお・な・じ・。
ハーハー言いながら登っています。矢印の先には温泉♨マークが。
最後の地蔵岳の急な登りが始まります。
ついに山形蔵王、ロープウェイ山頂駅に到着。地蔵尊も冬は雪で首ったけですが、今日は姿が見えます。
そして復路は熊野岳経路で下山、歩いた距離は大した事ないのに車に帰った時には足もガタガタ、
例により今回は青根温泉の立ち寄り湯に入り、足をほぐして小一時間運転して帰りました。
二つ目の宮城の山は市内にある泉ヶ岳です。今回で3度目、小6の時と25年前に登っていますが、以前
の風景とは全く違っていました。昔は山頂以下1/3は全く木々が生えていなかったのに今は写真のように
周りは木々が生えて下界はチラホラしか見えません。
先ず、いつも観察会で車を止めている大駐車場を出発して1~7の順に歩きました。
やはり思っていたほど楽な登山ではなかったと言うのが第一の印象でした。
水神碑のある地点からは急な上り坂になっていて踏ん張りどころです。
石ころだらけの登り道は続く。
8割登った所で木の間から下界の風景が見えて疲れも忘れてしまいそう。この山に詳しい人の話を聞くと
30年前まではこの上には木が全然無かったと話してくれました。私が思った風景と違うのはそのため
だったのでしょう。
やっとこさ頂上です。確かにここから遠く市街地を眺めた記憶はあります。大きな岩ももっとごろごろ
していたし、今はえッ!ここが頂上!!と言う感じでした。
下山の滑降コースも油断すると大変、慎重に慎重に!
途中からコースを一部変更、兎平という所へ進み、残りの1/4はリフトに乗りたかったので少しずるして
らくちん下山をしてしまいました。でもこの時の眺めは最高でしたよ。ここも5時間かけて、超のんびり登山、
駐車場に戻って12:30、車の中で🍙おにぎり昼食と相成りました。
そして3つ目の宮城の山は岩手県にもまたがる栗駒山(1627m)です。須川岳とか大日岳とも地域によっては
呼ばれていて、それは秋になると大賑わいになる山でもあります。私は40年ぶりなのですがその時の状況は殆ど忘れて
しまっている感じです。
遠く車窓から見た栗駒山。今日は宮城県側より登って岩手県側に下山、そこから100mほど歩いた秋田県側
にある有名な須川温泉の栗駒山荘の温泉に入るというツアー企画に参加です。
ほぼ9割の人が登る中央コースを1/4ほど進んだ所ですが山頂ははるかかなたです。でもこのコース
スニーカーでも登れると言うことで今のシーズンは物凄い人。私もその一人。
2/3ほどの地点より振り返って見ると。なるほどなるほど!!盛りをちょっと過ぎた感じはしますがまだまだ!
頂上まであと200~300メール地点、頑張りどころ。歩きやすいですが、流石にスニーカーの登山者は
見かけませんでした。気温は30°に迫るかなりの暑さにみんな悲鳴をあげています。
約2時間で頂上に到着。みんな写真を撮り相ました。広さは30~50坪位あるのかな!結構広いです。
紅葉となると決まってテレビに映像が流れるほどの人気の山なので、今日も取材ヘリが上空を旋回中。
無数のトンボが真っ青の空に舞っていました。これからだんだん下の方に下りて行くのでしょうか。
殆どの人は来た道を下りるのですが、今回はツアー登山故、反対側に下りる事が出来ました。ただ現在は
有毒ガス濃度が濃いため一般コースの須川コースを通る事が出来ず、大きく迂回して初心者~中級者向けコース
の産沼(うぶぬま)コースの下山となりました。
沢を2ツ越えて⇨沢を越えるためには下りて登ってまた下りて登って・・・
かなり段差のある下り坂が続いたため脱水症状を起こした人や、私は足がつってしまったり結構ハードな
道でした。まあ、このグループは平均年齢が高いからしょうがないか!!
(写真枚数に制限があるので以下写真はありません)
その後は歩きやすい湿原や山腹から蒸気ガスの噴出する風景を眺めながらやっとこ硫黄泉がどんどん流れている
須川温泉、露天風呂が好評の栗駒山荘に到着。今日はきつかったね、などと言いながら、皆で一日分の汗を
流してらくちんバスに揺られて我が町まで帰った次第です。
私の今年の山登り(初級者向けですが)は今回でおわり!あとは郷歩きとハイキング程度を楽しもうと思っていますが
自然は楽しい嬉しいです。宮城の三名峰(;'∀')BANZAI DESU。👋