大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

答案を、『もしも採点』してみて

2022年11月08日 05時22分21秒 | 日記

 テストに追いまくられるような時期を迎えている学生の皆さんへ、清水先生からのアドバイスです。
 「『勉強の一番の敵は?』〜『どうせできない』とおもう心」だそうです。「努力しても結果に結びつかない経験が続くと、『努力なんて無駄だ』と感じ行動を起こしにくくなります。経験を通じて、『自分は無力だ』と『学習』してしまう」のは「心理学では学習性無力感」と言われるそうです。
 「とは言え、点数が伸びなくても努力をしているとたいてい学力は伸びます」と清水先生は保証されていますが、、、
 「では、結果が出ずにモチベーションが下り気味の時、どうすればよいでしょうか?」
 清水先生の「おすすめは『もしも採点』」だそうです。〜『もしも採点』?
 「やり方はかんたん。練習ではできた問題や、ケアレスミスで落とした問題など、『これは取れたはず』と思える問題番号にマークしていき、それが丸だった時の点数を算出する」、これが『もしも採点』とのことです。
 「これで『高得点まで意外と近いな』『ここまではできていたのか』と気づくことができ、前向きになれます。また、自分の答案を分析することになるので、ミスの傾向を把握することができ、次回のテスト対策がしやすくなります」と断言されています。
 清水先生に言わせると「そもそもテストは、学習を定着させるためにあります。誰かと比較することよりも、ずっと大切。努力を信じて、粘り強くいきましょう」と励まされています。
〜〈結果がすべて〉と言う人もいますが、結果を生み出す学習過程が大事ということでしょう。人生もテストだらけ、コツコツと『もしも採点』が有効かもしれません。
(下:2022年11月2日 朝日新聞〈清水先生の“ワクワク”勉強法〉欄「答案を『もしも採点』心を前向きに」より)