沖縄・那覇市で【中村哲医師を偲ぶ会】開催

　「中村哲医師を偲ぶ会が（４月）１０日、那覇市で」開催されたそうです。「活動を支援してきた大学教授ら有志の実行委員会が、功績を知ってもらおうと企画」されたもので、偲ぶ会では「交流があった人たちが次々に登壇して思い出を語り、追悼」されたそうです。「約２８０人の参加者は、平和を希求した中村医師の活動を振り返りながら、悲惨な地上戦や米国統治を経験した沖縄の思いを重ねた。」とあります。沖縄とアフガニスタンの地が平和希求の意志で結ばれ、軍事統治の反人道性を指弾していると思います。
「非政府組織（ＮＧＯ)【ペシャワール会】は沖縄県が創設した沖縄平和賞の最初の受賞団体」だそうです。「同賞委員会会長の玉城デニー知事は『私たちは中村先生の非暴力と無私の奉仕に共鳴し、平和に生きることが何かを学んだ。たびたび来県し、沖縄に深い思いを持っていただいた』と感謝した。来賓のバシール・モハバット前駐日アフガン大使は『永遠にアフガンの偉大な友人であり、英雄です』と述べ、作家の沢地久枝さんは『先生を忘れずに、自分は何ができるか考える人でありたい』」と話され、「最後はピアノ演奏で締めくくられた」そうです。中村哲医師は「生前モーツァルトの楽曲が好きだった」とのこと〜子守歌のメロディーが思い浮かびました。