大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

大牟田市民の炭鉱の記憶が本になりました。

2013年07月14日 13時25分04秒 | 日記
 朝日新聞の6月26日号に
「大牟田市は、かって日本の近代化や戦後復興を支えた三池炭鉱に関する市民の証言集
『炭鉱と暮らしの記憶―エピソード集1』を発刊した。市が目指す同炭鉱関連施設の背世界遺産登録に向け、市内での手前講座やセミナーで配る。又、続編も出したい考えた。(後略)」
とありましたので、
早速発行担当の「大牟田市世界遺産登録・文化財室」に行き、
本を貰ってきました。 
『炭鉱と暮らしの記憶―エピソード集1』表紙                 
思いがけなく何人か知った方が書いてありました。
子どもの頃の気持ちや風景が湧いてきて、、
懐かしく、ぼんやりしたりして読みました。
やはり炭鉱の仕事は大変だったことも分かりました。
   『炭鉱と暮らしの記憶―エピソード集1』P24より
三池港を往来した「梅丸」(5.048トン 中外商船・神戸)の活躍には驚きました。
この船は、炭鉱で石炭に混じって出炭するボタを
四国沖の指定域に運んで投棄する仕事をしていたそうです。
三池港を出て行く時の模様等スケッチされていてその絵も掲載されています。
最後の航海は平成5年3月23日で7000トン積んでの旅たちだったそうです。
「廃船となった梅丸は上海でスクラップとなったと聞きました。」
と書かれています。
船にも一生があったんだ。
なんだか、ほろりとしました。
 
 『炭鉱と暮らしの記憶―エピソード集1』についての問い合わせは
  大牟田市世界遺産登録・文化財室 0944-41-2515へ