うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

書評 ~ 子供が育つ魔法の言葉

2012年02月06日 | 日記
今週の書評です。

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「子供が育つ魔法の言葉」 ドロシー・ロー・ノルト 著


今から50年以上前に出版され、120万部も売れている子育て本のロングセラー。
私は全く知りませんでしたが、非常に有名な本のようです。


本全体を通して、親が子供を心から愛して接することの重要さを説いています。


結局子供というのは親の理想通りになかなか育ってくれないもの。
そこのギャップが親子の摩擦を生むのだが、お互いのストレスをぶつけ合ってもいいことは一つもない。

子供というのは親のいろんなことを見ているもの。
親のネガティブな面もどんどん吸収してしまうのですね。

ぼくも含めてですが、みなさん心当たりがあるのではないでしょうか。


”子は親の鏡”という言葉を思いださせる本でした。
これは万国共通なんでしょうね。


大切なのは「本当に大切な存在なのである」ということをちゃんと伝えていくこと。


大切にされた分だけ、人を大切にする。
ちゃんと向き合った分だけ、ちゃんと人に向き合える。

いろんな具体例が沢山書いてあって、とてもわかりやすい本でした。
また翻訳がとても上手で、翻訳書にありがちな無理な表現がなく読みやすいです。


我が家の息子も8歳になり、親の言うことを簡単には聞かなくなる年頃になってきました。
あまりカリカリせず、「きちんと向き合っていかなければならない」と強く感じた次第です。

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