うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

田舎の喫茶店

2009年11月11日 | 日記
先日お話した「田舎にないもの」・・・。


もうひとつありました!

それは喫茶店、今時のコトバでいうと「カフェ」ってやつですな。


あることにはあります・・・。


ただわざわざ足を運ぼうか、という気になるものが少ない。

煮え詰まった、びっくりするようなコーヒーが出てきたこともあります。


田舎ではそもそも「外でお金を払ってお茶を飲む」という習慣が一般的でない。

そうしたことから、この喫茶文化が栄えていないのだと思われます。


そんな田舎にただ一軒、「きらりと光る喫茶店」が山あいの村にあるのです。


 民家を改装した、こざっぱりした建物


ここ名前を「亜久里(あぐり)珈琲」といいます。

場所は本当に山の中の飯舘村(いいたてむら)、冬は雪景色に包まれる本物の田舎町です。


 辺りはこんな景色。


ですが、その実力は一級品。

本当にコーヒーが美味しいのです。


常時自家焙煎の豆を15種類ほど常備し(新鮮な状態で)、一杯ずつ丁寧にドリップで入れてくれます。

すべてを試したわけではありませんが、どれも透明で、新鮮、そんないい味がします。

エスプレッソベースのカプチーノなども、実に丁寧に作ってる。

しかも、自家製のパンやケーキもなかなかのレベル・・・。


(店内は写真を撮る雰囲気じゃないので、画像をお見せできないのが残念。)


そんなわけで、こんな不便な立地にも関わらず、いつも混んでます。

この立地を考えると、驚異的なのではないでしょうか。



    
我が家からはこんな風景の中を30分以上かけて行きます。




「努力を絶やさず」、「上質な物を」、「変わらずに」、提供し続ければ、顧客には理解してもらえる。

いつも来るたびに、そんなことを感じさせてくれます。


このスピリット、我が稼業も見習っていきたいと思います。

「良質なサービスを」「変わらぬ努力で」



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