先週末、家族で(義理の妹家族含めて9名様御一行)義父の実家へ行ってきました。
実家は宮城県、ほぼ岩手県との県境に近い登米市というところにあります。
兼業農家である実家ですが、「農家建築」は同じ東北でも、場所が変われば様子も随分違うもの。
今日はその特徴をご紹介します。

まず屋根のフォルムが独特です。
形式は農家に多い「入母屋」屋根ですが、若干弓なりにカーブを描いており優美な印象を受けます。
雪を滑りやすくするためでしょうか、材木をどのように加工するのか興味をひかれます。
(私の実家「滋賀県湖北地方」も積雪が多い地域ですが、このような形は見られません)

また屋根形状が単純な「大屋根」ではなく、細かな屋根を組み合わせた構成であり、手の込んだ作りといえます。
屋根材も特徴的。
瓦ぶきではなく、鋼板ぶきの家がほとんどです。(色もエンジやブルーといった明るい色が多い)
おそらく積雪の荷重が大きいので、屋根を軽くするためなのでしょう。
雪の滑りを良くする目的もあるかもしれません。
国内、海外とも、田舎の住宅は屋根に特徴がみられることが多いのですが、
ここ宮城県北部地方も例外ではないようです。
軒裏も木組みがそのまま見えます。美しい。
敷地内の構成をみると「母屋」以外にも、農作業のための「納屋」が大小3つほど。
納屋の面積を合計すると、母屋より大きくなるくらいです。
納屋のひとつ
昔の農作業は今のように機械化されておらず、いろんな手間がかかったのでしょう。
また、牛(農作業に使った)や鶏などの家畜小屋、食糧保存のための収納庫、などなど
農家には様々なスペースが必要だったのだと思われます。
現在は自家用の農作物しか作っていないようでしたが、畑はかなり大きい。
そして多種多様な作物が植えられていて、手入れも行き届いている!

雑草だらけの「マイファーム」とは訳が違う。
それだけ農業が生活に密着しているのだなぁ、と感じさせられました。
実家は宮城県、ほぼ岩手県との県境に近い登米市というところにあります。
兼業農家である実家ですが、「農家建築」は同じ東北でも、場所が変われば様子も随分違うもの。
今日はその特徴をご紹介します。

まず屋根のフォルムが独特です。
形式は農家に多い「入母屋」屋根ですが、若干弓なりにカーブを描いており優美な印象を受けます。
雪を滑りやすくするためでしょうか、材木をどのように加工するのか興味をひかれます。
(私の実家「滋賀県湖北地方」も積雪が多い地域ですが、このような形は見られません)

また屋根形状が単純な「大屋根」ではなく、細かな屋根を組み合わせた構成であり、手の込んだ作りといえます。
屋根材も特徴的。
瓦ぶきではなく、鋼板ぶきの家がほとんどです。(色もエンジやブルーといった明るい色が多い)
おそらく積雪の荷重が大きいので、屋根を軽くするためなのでしょう。
雪の滑りを良くする目的もあるかもしれません。
国内、海外とも、田舎の住宅は屋根に特徴がみられることが多いのですが、
ここ宮城県北部地方も例外ではないようです。

敷地内の構成をみると「母屋」以外にも、農作業のための「納屋」が大小3つほど。
納屋の面積を合計すると、母屋より大きくなるくらいです。

昔の農作業は今のように機械化されておらず、いろんな手間がかかったのでしょう。
また、牛(農作業に使った)や鶏などの家畜小屋、食糧保存のための収納庫、などなど
農家には様々なスペースが必要だったのだと思われます。
現在は自家用の農作物しか作っていないようでしたが、畑はかなり大きい。
そして多種多様な作物が植えられていて、手入れも行き届いている!


雑草だらけの「マイファーム」とは訳が違う。
それだけ農業が生活に密着しているのだなぁ、と感じさせられました。