家庭内映画館

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「昭和極道怪異聞ジンガイラ 仁我狗螺」・・・(948)

2016-06-04 15:04:05 | 日記
「昭和極道怪異聞ジンガイラ 仁我狗螺」昭和極道怪異聞ジンガイラ 仁我狗螺
監督・脚本・編集:近藤啓二
出演:正木蒼二、高東楓、大和克巳、指宿郷、水沢彩、他
2012年・日本・80分<レンタル>

<STORY>
極道社会に生きる呪術者集団・江州梅本一家の子分サジキ・ジントウとクゼ・サブロウタは、兄弟杯を交わした梓黒組の親分が行方知れずなことを心配した一家の親分につかわされ、ある森までやってくる。その森は梓黒組にとっては自らの力を高める聖域であり、梓黒組の若頭の制止を振り切って森に踏み込んだサジキらは、強力な呪術で編み出された結界や迷宮に直面する...

アクション映画専門の映画祭「ハードボイルド・ヨコハマ シネマジャンクション2013」で監督賞を受賞した、
ということ以外は何もわかりません(笑)
まぁいわゆるインディーズ映画だとは思いますが、友達集めて撮りました的なものでは無く、ちゃんと資本は出ているようです。

パッケージやタイトルから、ヤクザ映画か?モンスターホラーか?って感じでしたが
スケールの小さい「サンダ対ガイラ」ですかね~...まぁ「サンダ対ガイラ」観たことないんですけど(笑)
シンプルな話を膨らまそうとしてただただ複雑になってしまった、みたいな印象を受けます。
北村龍平がインディーズで撮った「DOWN TO HELL」と色んな面でよく似てますが、
シンプルでひたすらアクションのカッコよさにこだわった「DOWN TO HELL」のほうがやっぱり面白いです。

wikiで調べてみるとテキ屋をあらわす言葉「香具師」の起源の一つに大道芸人もあって、
その大道芸の一つ「人形使い=傀儡廻し」あたりからこの作品の発想はきてるんですかね?
ヤクザと呪術を絡ませる発想は面白いですが、その設定を上手く活かせてたとはあんまり思えませんでした。

一点、非常に良かったのがエンディングテーマです!
根本啓一郎の「夜よ、黒き恋人よ」という曲で、根本啓一郎という名前は今回初めて聞きましたが
この曲が非常に素晴らしいです!本編いらないです(笑)
この曲を聴くためだけでもぜひ観ていただきたいです。


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