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「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章」・・・(919)

2015-12-05 03:29:44 | 日記
「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章」戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章
監督・脚本・撮影:白石晃士
出演:大迫茂生、久保山智夏、白石晃士、宇野祥平、他
2015年・日本・89分<レンタル>

<STORY>
前作の出来事から1年半後。異世界に飲みこまれた工藤と市川は、今もまだ行方不明となっている。
そしてそれと同時に、突如新宿の上空に出現した《巨人》。政府当局が調査した結果、危険性は無いと判断され、現在はその異様な存在を無視して人々は生活を送っている。
一方、ひとり現世に残された田代は、《巨人》の謎を解明し、工藤と市川を救い出すために調査を続けていた...

ついに最終章です!
もう話がとびすぎてて意味わかりません(笑)
前々から「コワすぎ!」シリーズとエヴァは世界観が似ていると思ってるのですが
今作もまるでエヴァと同じように世界が崩壊していくお話です。
内容はハッキリ言って「トンデモ」ですので、シリーズをずっと追いかけてないと
なかなか理解し難いというか、ハッキリ言って面白い作品では無いでしょうね~

個人的には「ここまで話を大きくしなくても」って感じなのですが(笑)
とにかく今作の目玉は白石監督ファンにはおなじみの「オカルト」「殺人ワークショップ」の江野くんの登場でしょうね~
異世界に囚われた工藤・市川を救い出そうとする田代を助けるために現れて
別の世界での田代に借りがあると、ここで「オカルト」と「コワすぎ!」の世界観が繋がります。
そして何と言ってもラストの江野くんのセリフ「またどっかで会おうや、白石くん」!胸アツです!
おそらく白石監督ファン、江野くんファン、オカルトファン、コワすぎ!ファン、全員が泣いたシーンです!
このシーンで「あぁ今まで白石作品を見続けてよかった!」と思いましたよ(笑)いや、マジで。
「オカルト」からこの最終章までの6年間がこのセリフに集約されてるとしたら何と美しいことでしょう!
美化しすぎか?(笑)いや、そんなことは無いと思います!

「ノロイ」という作品が出た時に、なんとなく心がザワザワする作品が出てきたぞ...と思ったときからの10年間の私個人の集大成でもあります。
これからの10年の白石監督にも期待しますが、もっとガッツリ「怖い」コワすぎ!も見せて欲しいです!


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは! (ヒロ之)
2015-12-05 15:18:27
ガッツリと他の白石作品と結びつけてきましたね~。
確かに監督の作品を観ていないと面白さは半減しちゃうでしょうけども、我々ファンとしてはニヤッとさせられるものが多かったです。
自分の作品だからこうやって結びつける事が出来たのでしょうけども、こういう遊び心のある演出は良いと思います。
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Unknown (ONE OF THE BROKEN)
2015-12-12 02:25:59
ヒロ之さん>
白石監督の凄さは、1本分の予算だとたいした作品が撮れないところを大河ドラマにして積み重ねることで物語に深みを持たせたところですね。
これからの白石作品も楽しみです!
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