富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

〈リバイバル・アーカイブス〉富田林のヒメボタル2021 1

2021年05月23日 | ホタル

〈リバイバル・アーカイブス〉2022.5.9~5.30

原本:2021年5月23日

2021年5月22日 21:44 富田林市域で発生しているヒメボタル 

 

5月22日 22:03 なんと本日の発生数は330匹。一番飛ぶのは20時~21時。

 

5月22日 22:21 それ以降はこんなところで休んでいることが多いです。よって写真を撮るのは好都合、この時間を狙います。

 

5月19日 22:02 ほらほらやっぱり休んでいたでしょ。

 

昨年のデータです。

昨年は発生数が少なかったです。おととしは最大約300匹。

 

今年は発生が1週間ぐらい早く、発生数も多いです。終息もその分早いのではないかと思われます。例年5月28日がピークですが...

 

5月19日 22:00 雨上がりの後、竹の落葉で休むヒメボタル。

逆算すると5月21日、22日あたりがピークかもしれません。私は飛んで発光しているホタルはよう撮らないので停まっているホタルを撮っています。

 

5月22日 22:05 竹林は『富田林の自然を守る会』の方々が所有者の委託を受けて、竹林を保全されています。将来的には公開することも視野に入れて、遊歩道の整備も完了しました。

 

5月22日 21:34 古い竹を間伐してそれを機械(チッパー)でおがくず状にして、撒いています。

そのため歩くとフカフカのじゅうたんのよう。腐葉土のようになっているので、すこし掘るとミミズ、カブトムシの幼虫、ダンゴムシなどがいっぱいで出てきます。

 

5月19日 21:36 この時期真竹のタケノコがあちこちでニョキニョキ。

 

5月22日 22:11 とっても住みやすい、エサの陸生の巻き貝のキセル貝が発生しやすく、外敵からも逃れやすい環境になっているのではないでしょうか。

 

5月22日 22:42 この体がずんぐりしているのがメスです。メスは後翅が退化しているため飛べません。一生地上で生活します。

きっとホタルも喜んでいる。「あ、そうそう、わたくしヒメボタルは陸生のホタルなので、小さい(幼虫)時は竹林の落葉の影にいます。」

 

5月22日 22:05 そのため竹林の整備ができてきたころから、急にホタルの発生数が増えています。竹林の一角はホタルの保全のため間伐度を低くして、真竹の密度を高くしたりして工夫されています。

地元の方の話では10年来、ホタルの発生が確認されていたそうですが、多数の発生が確認されたのは5年ほど前からだそうです。

 

5月19日 21:48 生育場所の真竹の竹林

発生場所を公表したいところですが、公表しますと一大ホタル観賞ポイントになることは間違いありませんが、ホタルの生育環境の保全と近隣にお住まいの方にいろんなご迷惑をお掛けすることになると思われますのでこのままそっとしてあげたいと思います。

「そっと、しといて...」

関連記事:富田林のヒメボタル 2020 (2) 2020.5.29.撮影:5月29日

富田林のヒメボタル 2020 (1) 2029.5.27.撮影:5月27日

ようこそ、おかえりヒメボタルー富田林市域で(最後に現在の状況あり) 2019.6.5.撮影:5月22日、24日、29日

撮影日:2021年5月19日、22日
2021年5月23日 ( HN:アブラコウモリH )

 

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 〈リバイバル・アーカイブス... | トップ | 二上山の日の出ー石川河川敷... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ヒメボタル (kusu)
2021-05-24 00:25:46
ブログUPありがとうございます。
当面の間、当該地で案内しております、観賞者がホタルの出現数の多さに感動されておられました、また、広大な散策路が歩きやすく整備されていることに感謝されておりやったかいがありうれしく思いました。
いつまで整理出来るかわかりませんが、それまでは頑張ります。
返信する

コメントを投稿

ホタル」カテゴリの最新記事