goo blog サービス終了のお知らせ 

フテイキログ

不定期更新。

唖然。

2006年02月14日 | 日記系
昨日のTVのチカラを今日ビデオで観たのだけれども、あまりのアホらしさに唖然となりました。
もう限界なのかもしれません。
大部分を早送りで観ました。

今週は、裸足で消えた女性の消息を求めてヘリやらボランティア(?)やら動員し、まるで従業員全員でお揃いのスウェットを着てハイキングをする食品会社のCMのように、失踪者の自宅周辺の森を大捜索していましたが、「メタンガスが溜まっているかもしれない」という小さな穴に、火の点いた蝋燭か何かを下ろして「酸素があるかどうか」を確かめていた場面には、呆れるのを通り越して思わず「こいつら、本当にアホなのか?」と呟いてしまいました。
ガスが溜まっているかもしれないところへ火を入れて、もしも本当にガスが充満していたら爆発するだろ、と。
もっとも、どうせカメラを回す前に、もちろんそこが『何でもないただの穴』だということを確認したうえで入れたのだろうけれど、小さい子供だって観ているだろうし、いくら何でももう少しちゃんとシナリオを書いて欲しいところです。

また、『雑木林の中に捨ててある怪しい車』が出てきて、その所有者を探して了解を取ったうえでトランクなどをこじ開けていたみたいだけれど、捨ててある車の所有者がわかったのなら、了解を取るのもいいけれど、不法投棄の犯人なので、そのほうが問題です。
もしかしたら、その森自体がその車の持ち主の私有地で、問題は全くないのかもしれませんが、だったらわざわざ「所有者を探して」という説明が不要になります。
まあ、茨城では、べつに森の中に要らなくなった車を捨てても良いのかもしれませんが。

そして、また犬か何か動物の骨や、明らかに別人のものと一目でわかるボロボロの衣服などがどこからか出てきて大騒ぎをするかと待っていたのだけれど、さすがにもうそれらのネタは使いすぎという自覚があるのか、出てきませんでした。

それにしても、生きているその女性の痕跡を捜していたのか、それとも死体を探していたのか、よくわからない捜索でした。
というより、確か最初の頃は、超能力者は失踪者について「もう死んでいる」みたいなことを言っていたような気がするのだけれども。
それがいつのまにか、この先フェイドアウトを予感させる「春には発見される」に変わってしまっているし、わけがわかりません。

なのに、懲りずに来週も観てしまうのだから、救いがありません。