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フテイキログ

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アイドルと煙草。

2006年02月10日 | ニュース系
レストランで煙草を吸っていて写真を撮られた未成年の女性アイドルが謹慎処分を食らっていますが、個人的には「運が悪かったな」としか思えません。
厳密にいえば確かに未成年者の喫煙は法律で禁止されているのだけれども、煙草を吸っている未成年のアイドルなんて、他にいくらでもいるだろうし。
ただ、顔が売れているのに公共の場所で堂々と吸えばチクられる可能性は非常に高いので、自重したほうがいいとは思うけれど。

しかし、名前は忘れたけれど確か、咳か喉の薬で煙草型の物があったと思うので、事務所も「それを吸っていただけ」と惚け通せば良かったのに。
まさか吸殻までは回収されていないだろうし、そう言い張ればたぶん証拠は無いのだから。
もし吸殻が回収されていたとしても、科学的に指紋や唾液などから分析・鑑定をしない限り、それが本人のものだとは証明できないし、そこまでされたら仕方ないけれど、証拠がないのなら、

「調査の結果、本人は『煙草型の咳の薬を吸っていた。誤解を招くようなことをすみません』と釈明しており、事務所としては本人の言葉を信じるよりありません。しかし、周囲に誤解を招く行動は好ましくないので、本人に自覚と反省を促すため、しばらく謹慎させます」

というグレーな戦法も可能。
もしも自分が所属事務所の人間なら、それくらいの嘘は平気で吐き通しそうだけれど。
そもそも芸能人にモラルを求めても仕方ないというか、クリーンな芸能界なんて逆に気味が悪いし。
だいたい喫煙なんて、事務所のスタッフとか周辺の人たちなら当に承知していたことだろうし、本心としては「あぁあ、バレちゃったか……仕方ない、ちょっと謹慎させるか」という感じかもしれないけれど。

しかし、「未成年者」の「喫煙」が問題で、それが「犯罪」だから報じるのであれば、対象が未成年者なのに実名報道(芸名か本名かは知らないけれど)は、ちょっとおかしいような。
実際に、Google Newsで「名前」を検索し、関連記事の一覧を見ると、実名を出している記事もあれば、「未成年タレントA」などになっている記事もあります。
それでも、犯罪自体を報じるニュースではなく、芸能人の「謹慎処分」に関するニュースなのだから「べつに名前を出しても問題はない」という解釈が、もしかしたら成り立つのかもしれません。

参照記事:Yahoo!ニュース