オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

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台所のDIYリフォームのお話 電動昇降吊り戸棚の取り付け その2 消防法のレンジフード高さ規制

2018-12-16 15:17:42 | 自宅のキッチンDIYリフォーム
キッチンリフォームの続きになります。


せっかく取り付けた電動昇降吊り戸棚。裏にスペーサーを貼り忘れたので下してやりなおしたのが前回のこと。










電動昇降吊り戸棚の取付も2回目となると少し余裕が出てきた感があります。
隣の吊り戸棚も順番に取り付けていきます。

「三歩進んで二歩下がる」的な作業な日々。











最近使い始めたレーザー墨出器。
むっちゃ便利ですが、この墨にピッタリと合わせようとつい追いかけ過ぎてしまっている自分がいます。









隣の吊り戸棚とピチピチのツラいちに並べたくてサポートリフターを使って微調整。

「木を見て森を見ず」と分かっていても止めらられない。











キッチンパネルの厚みは3mm。
スペーサーの厚みは同じく3mm。

吊戸棚の取付ビスが締まっていなかったら少しくらい浮いてくれるかと思いきや、甘くなかった。
3mmの板を差し込んだら入らなかった。

またビチビチに追い込み過ぎて墓穴を掘りました。
公差を狭い目に取る癖が仇となることが多いです。


残念ながらまた電動昇降吊り戸棚を降ろしました。

(電動昇降吊り戸棚に電動昇降機をつければなんて言っちゃだめよkagayakiさん)。












スペーサーを二枚重ねにして、吊り戸棚の取り付け直し。





















最後はレンジフードの取り付け。
昭和の時代の家に住んでいるとレンジフードって呼び名にピンとこない。
換気扇のことです。








ここに来て、レンジフードの取り付け高さの規定のことが頭をよぎりました。
何故よぎったかは分かりませんが、どこかで何かを見ていたのかもしれません。

ネットで検索すると東京都の消防法の条例にレンジから80センチ以上離すこととありました。
そこで地元の役所に問い合わすと同じ規制があると教えてくれました。

摂津市火災予防条例 別表第3より









これはIHでもガスでも規制値は同じ。
IHクッキングヒーターを取り付ける予定ですが、将来的にはガスにするかも知れない。
ガス器具にはバーナーやゴトクといっった突起があって、それを含めると否かで取付位置も微妙に変わってくる。それについても聞いてみましたが、条例にはそこま
で詳しく書かれていないと言われました。

レンジメーカーの取扱説明書の図ではトップ面となっているのしか見つかりませんでした。


キッチントップが床から90センチ、キッチンユニットの図面ではこのトップ面から80センチのところにフードレンジとなっています。
でもビルトインなのでキッチントップからレンジユニットのトップ面は2センチほど飛び出すため、既にこの時点で80センチを満たさないことになります。
業界全体がこんな感じなのかもしれませんが、数値があるのでこれに従い数センチ多めの高さにすることにしました。

ここでまた問題が。
天井高さが低い我が家。吊り戸棚を天井ギリギリに取り付けてその並びでレンジフードが付くように壁の下地やコンセントを付けて来ましたが、レンジフードの高さを上げると
先ずコンセントに干渉することが分かりました。







その他にもレンジ周りは不燃材とするのが決まりで、レンジフードが上方に移動したことにより合板が露出したため、この部分を石膏ボードに換えなければなりません。

「三歩進んで四歩下がる」です。

ではまた