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オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

2018年夏 車中泊の旅 最終日 フェリー「はまなす」の船内にて

2018-09-22 02:58:27 | 2018年夏 車中泊の旅 北海道の公園めぐり
夏の北海道車中泊の最終話を書きます。



8月22日
フェリー「はまなす」の船内の朝。


昨夜は乗船して電波の届くうちにと慌ててブログのコメントに返事を書いてから眠りについた。


陸地から離れると圏外になってしまうけど、それでも場所によっては本州側の窓際ならギリギリ電波を拾うところがある。
それを知ってかベッドも本州側の窓際から埋まっていく傾向がある。

窓際は10センチほど幅が広いので、電波を気にしないのなら外海側の窓側もお薦め。











朝、9時に目が覚める。
買っていたパンやおにぎりを頬張る。このままマッタリとしていたいけど、そうはいかない。











娘にせがまれゲームセンターに出掛ける。
お気に入りのエアホッケーは2台とも故障していた。
いつ直すのだろうかと思いつつ、フェリーのゲーム機はいつ来ても代わり映えしないくて、もう少し気を遣ってもいいんじゃないかと思ってしまう。






















とら母はクイズラリー。
地味にこういったものが好きな嫁。

以前はクロスワードパズルの雑誌を買ってきてまでやったり、懸賞ハガキを送りまくっていた。
最近子育てに忙しく、とら母の懸賞生活もご飯沙汰になってしまって寂しい。











デッキに出てみた。
快晴で景色も最高。
仲間同士ならここでお喋りとかしそうなもんだけど子供はそうはさせてはくれない。
退屈で「中に入ろう〜」とせがまれる。










定番のビンゴゲーム。
早々にビンゴが出てしまい、盛り上がる間も無く景品が消えていく。

行きのフェリーでは最後に残念賞として子供にあめ玉を配ってくれたけど帰りは無かった。
ちょっとしたことだけど子供には大きい。











ちょっと寝たいけどそうはいかない。
プレイルームに誘われてクッション投げ。

とら母は「船酔い」という切り札をかざしてベットでご休憩。
母は強し。










映画「コナン」を二人で見た。
コナンが小さくなった経緯の話で、そうだったのかと眠らずに最後まで見てしまった。






夕方、デッキに出てみた。


















黄金色の空と海。

写真を見るたびに昔やっていた水曜ロードショーのテーマソングが頭に流れる。





こんな曲
「Friday Night Fantasy」









夕食はレストランを利用した。

とら母はジンギスカンを選んだ。
一口もらったけどおいしかった。

中富良野のスーパー「なかふフードセンター」でジンギスカンを売っているのを思い出した。
帰ったらお取り寄せしようなんて話しをした。



海を眺めながらの食事。
少し贅沢だと思った。











今日8月22日は娘の6歳の誕生日。












3歳くらいからツーリングに連れ出そうとか考えていたけど、現実はスクーターで近場巡り程度。
次こそはバンディットで出かけたいなんて、ずっと思っているけど時間の方が先に進んでいてなかなか追いつけない。












レストランの窓からデッキに夕陽を見に人が集まっているのが見えた。

食事の後、急いでデッキに出たけどもう沈んでしまっていた。

薄明かりが残る夕焼けは、それはそれで美しかった。












そんな美しい夕日や夕焼けは子供には関係ない。
「寒い~」と言われまたプレイルームに誘われた。

とら母は・・・・笑顔で消えていった。


娘と2人で始めたクッション投げがいつしか子供が増えて全員参加となってしまった。
親はどこにいったのか。
仕方がなく、全員とクッション投げをやった。











定刻通りに舞鶴港到着。
午後9時過ぎ下船。











行きは何に乗ってきたのかも理解できなかった娘。
思い出に残るようにと、ぐるっと回ってもう一度フェリーを見せてあげた。










明日から仕事。
潰瘍性大腸炎になってから社食は止めてお弁当を持って行っている。
主食のササミを買わないといけない。
いきなり現実社会に引き戻される。










この頃の子供の心は単純明快。
やっぱりお菓子コーナー。











京都縦貫道が開通して随分舞鶴が近くなった気がする。










午後11時半。
無事自宅に帰り着いた。


家を出る前は東北を巡ってみようかなんて考えていたけど、北海道に上陸してみたらその気持ちも薄れ、行き先も決まらず気持ちも迷い気味だった。
公園めぐりをしながら旅を続け、サガレンに誘われてようやく旅の流れがつかめてきた気がした。

行き先がはっきりしないのは楽しいようで実のところは目的がないと視点というか軸足が定まらない感じがして、絶えず何かを探している自分がいた。

それでも振り返れば時間にとらわれずに気ままに過ごせ、いろんな公園で子供と遊べて、久しぶりに婆ちゃんやおじさん、それに旅仲間と会えた。


寅次郎がいなくて物足りなさもあったけど楽しい旅だった。











身内ネタ、家族旅行の記事にお付き合いくださりありがとうございました。
また普通のブログに戻りますので、引き続きお付き合い下さい。

総走行距離 1764km