キッチンリフォームの続きになります。
前回の更新が昨年の11月なので半年ぶりになります。途中で病気になったりして間が空きましたがボチボチ続けていますので途中経過を書きます。
キッチンに改造する部屋は電気屋をしていた亡き親父の仕事用の物置。
単独で分電盤があるもののキッチンにするには回路数が足りません。

回路数の多い分電盤はそれなりに高価なのでオークションで調達。
中古は格安な反面、電気は火事に繋がる可能性もあるものなので怖さもあります。
随分前に買って詳細も忘れてしまってしまいましたが確かモデルルーム外しの物だったと思います。
主幹が75AのELB(漏電ブレーカー)で分岐回路数23。
分岐ブレーカーを数えたら24個あるのに23?
一つだけ赤いキャップがしてあって保護カバーを開けたらELBの一次側から結線してありました。
電気工事屋さんの幼なじみに聞いたら、「セキュリティ用」とのこと。
「1次送り回路付住宅分電盤」
調べると火災発生の際に主幹ブレーカーを落としても住宅情報盤だけは電気が生きているようにとのことで総務省令40号に適用される共同住宅に必要な機器らしいです。
幼馴染からは「漏電しても落ちないのでパソコンの電源に使ったりしてもいいよ」と教えてくれました。
キッチンはアースも結構必要になるので端子台を増設。
手頃なのがないか探して見つけたパナソニックの端子台。
取付穴が合わない程度なので端子台の台座の穴をちょっとあけ直して取付け。
IHコンロ用は30Aのブレーカーなので一つだけ取り寄せて差し替え。
電線もここはVVFの2.6ミリ太いやつになります。
分電盤を取り付けるベースの作製。
分電盤の裏から電線を入れるのでボックス構造にします。
どれだけ開口したらいいか分からず幼馴染に聞いたら「全面」と教えてくれました。
電線を通すのか断然楽になるそうです。
電線を通す穴あけ加工。
長穴加工。
木工加工にマキノのフライス、なんか気の毒な気がします。
でも、スカッとした長穴が開くから好き。

電線を通す際に電線が壁と擦れるので裏板を付けてます。
こんな感じ
分電盤を付けるところの天井の穴あけ。
点検口があれば後々電気工事しやすいので、
急遽、点検口付けました。
楽チンになるだけでなく、電線の引き回しも綺麗にしてあげれます。
こんな時便利なサポートリフター。
台座取り付け完了。
元々付いていた分電盤ももう不要。
撤去したら壁の中の電線類も撤去したくなったので壁を剥がしました。
壁の中もスッキリ。
新しく合板貼ったら壁もスッキリ。
嗚呼たまりません。
とりあえず仮設で配線。
取り外した電線。
皮剥いて銅屑で売りに行って、回転寿司の費用に充てます。
ではまた。

