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家の修繕 我が家の防水工事の話し その2 ウレタン防水材の2回目塗布 薄かった立ち上がり部  塔屋と出窓部のウレタン防水工事

2018-11-27 00:03:38 | 自宅の修繕、修理
我が家の防水工事の話の続きになります。


10月24日 ウレタン防水の塗布。










使用する防水材はAGCポリマー建材株式会社のサラセーヌKというもの。
AGCって初めて聞く会社でしたが旭硝子の社名が変わったものでした。

一般的な車両用のウレタン塗料が主材:硬化剤が10:1なのに対し、この防水材は主剤1に対し硬化剤が2。
倍の硬化剤を入れことで、どっちが主剤か分からないなと思いました。











補強メッシュ。
ネットで検索すると立ち上がり部に使っており、その役割はよく分かりませんでした。
立ち上がり部なので塗膜を稼ぐためか、立ち上がりは伸縮が強いのか?です。
今回は平場にも使っています。












10月25日の朝。
昨日は1回目のウレタン防水層の施工。
職人さんが来る前に施工状態の確認を実施しました。

塔屋部。

立ち上がりが低く、平場がほとんどなので見た目では不具合は見当たりません。











出窓部。
こちらもパッと見は問題なさそうでした。











入隅(角の部分)のメッシュが浮いているのが気になりました。

FRPでクロスを貼るのに浮きがでないように留意したり、室内の壁にクロスを貼る場合、入隅はピシッと角が出るようにキッチリ押さえるようにとあるのですが、
屋外の防水だからでしょうが押さえが甘い状態でした。

メッシュが浮いている箇所は空洞なので中に2回目に塗るウレタン防水材を中まで行き渡らせないと空洞が残ることになってしまいよろしくないように思えます。
こういった所はすごく気になります。


その他は所々膜厚が薄くてメッシュが見えています。












全体的に立ち上がり部の膜厚が薄く思えたのとピンホールがいくつかありました。


立ち上がり部の塗膜が薄い件についてですが、立ち上がり部は垂れ易いため平場部よりも粘度が低い防水材が使われ平場用と種類が異なります。
平場部は粘度が低く塗布後に自然と平滑な面となるのに対し、立ち上がり部はどちらかと言えばパテのような感じのようです。

昼間、とら母に撮ってもらっていた写真を見直すと材料の中に立ち上がり部用のウレタン材がありませんでした。













10月26日の朝のチェック。
前日は2回目のウレタン防水の塗布でした。

塔屋部。
パッと見は問題なさそうですが、










立ち上がり部を見てみると、上の方(笠木の下)の塗膜がやはり薄いままのようでした。










出窓部も同じで立ち上がり部の上まできっちり塗れていません。
代わりにと言っては変ですが笠木の裏側に防水材が付着してしまっています。









マスキングのひと手間で済むことなのにと思いながら、言うのも気が引けるし、後で自分で除去しようかと悩んでしまいました。

予定ではこれでウレタン防水材の塗布は終わりと言うことになり明日から最後のトップコート塗りになります。
この状態でトップコートを塗られてるのはどうかと思い、次の日に話してみることにしました。










10月29日
あいにくの雨で作業はなし。












10月30日 予定では最後のトップコートを塗る日。

前日が雨だったので念のため拭き掃除をしておきしました。












作業開始前に少し打ち合わせ。
初日だけ打ち合わせて「後はお任せ」のつもりでしたが、私が気にしいの性格だからか手離れが良くなく、毎朝打ち合わせが続きます。

立ち上がり部の塗りが甘い件を伝え、立ち上がり部用の防水材が無かったことを尋ねてみました。
すると立ち上がり部は量が少ないことと、立ち上がり用は粘度が高くそのままでは仕上がりが悪くクレームとなるため平場用とブレンドしていると言っていました。


ピンホールがいくつかあったのでその処理につていも尋ねてみました。









塗りが甘いところやピンホールは今日、ウレタンのシール材で修正するとのことでした。
ピンホールの穴埋めにウレタンのシール材を使うのはまだしも、塗りの甘いところまでせっかくの二液混合の防水材を使わずに安価なウレタンシール材で
補修してしまうのはどうかと思いました。

立ち上がり部については見た目を気にしないと言う条件なら立ち上がり用の防水材を取りに帰って塗りますがと言われ選択を迫られました。
現状のブレンドした防水材を再度塗っても膜厚はわずか。
見える場所でもなく防水目的なので立ち上がり用を再塗布してもらことにしました。

それと笠木の裏についた防水材の件も伝えたところ、「普通は見えないところなのでの養生しないと」と言われるかと思いましたが、何も言わずに除去しますと言われました。

今日のトップコートは中止で笠木の裏の除去と立ち上がり部の再塗布ということになり、朝の打ち合わせを終えて会社に行きました。





その3に続く


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