オクテックガレージ2 ブログ OKU-TEC garage2

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと。消えないように,そして生きた証になるように

2024年夏 北海道経由東北 車中泊の旅 むつ市金谷公園 大湊駅 本州最北端駅 下北駅  トントゥビレッジ

2024-08-30 23:27:25 | 2024年夏 北海道、東北車中泊の旅 

8月10日

むつ市の金谷公園の朝。

Googleマップで「公園」とか「トイレ」で検索して、ストリートビューで駐車場が夜間閉鎖じゃないか、そんなのを調べてたらストリートビューにパトカーが写りこんでた。
 
引用 Googleマップ
 
 
 
 
 
とら母(嫁)はネットで車中泊できるとサイトを見て探していた。
寝る場所が決まらないのは落ち着かない。帰る家があるってやっぱ大切なんだと気付かされる。
そういったサイトがあれば便利だけど、誰でも容易に調べられると安易な人が増えてマナーも悪くなる。
 
自分たちも公園の駐車場に勝手に寝てるのだから他人ことを言えた義理でもないから、目立たずひっそりと。そんなふうに思ってます。
 





小雨がぱらつく天気。
市街地の公園だけど夜間の出入りやボーボーうるさい車も来ず静かに眠れた。
 
誰もいなかった駐車場には朝になったら子供を連れたママさん車が入れ替わるようにやって来た。

 
 
 
 
 
 
一晩ポータブルエアコンを動かした後のバッテリーの残量。
積んでるバッテリーは公称2944Whのもの。
この他に冷蔵庫と扇風機を動かしてただけど何とか保った。

 
 
 
 
 
溜まったエアコンの結露水







2リットルのペットボトルに入れ直したら1.5リットル以上になった。
 
 
 
 
 
 
 
 
このポータブルエアコンはを買った人のレビューを見たら本体から水が漏れて置いていた座先がびちょ濡れになったとあったんで、受皿を用意していた。
丁度収まるサイズのものを幾晩もネットを調べまくったけど無かったけど、コーナンの園芸用品コーナーに行ったら300円くらいでプランターの受け皿用が見つかった。
灯台下暗し。

 
 
 
 
 
バッテリー残量に余裕があったんで朝はお湯を沸かして熱いコーヒーを入れた。
大きなサブバッテリーを積んでみて、容量が大きいのと使い切っても困らないっていうのは安心感があって頼もしささえ感じたりします。電気も大切です。



 
 
 
 
 
小雨だったけどしばらくしたら止んでくれた。
「遊んでおいで」と言うと「いいの?」って言って嬉しそうに走って行った。



 
 
 
 
娘は一緒に遊ぶと嬉しそうにする。
歳食って最近は娘と一緒に走り回ることができなくなっていた。歳食いたくないけど現実は厳しい。
 
 
 
 
 
 
割と広い公園。長い滑り台もあった。

 
 
 
 
 
 
 
噴水があった。
噴水があると子供ってみんな水遊びしたくなる。

 
 
 
 
 
で、一緒に入った。
冷たくて気持ちよかった。

 
 
 
 
 
 
 
「ユニバース」
北東北に展開する大型スーパーマーケット。

 
 
 
 
 
 
今回あちこちで見かけた。
 
大阪でユニバースといえば自分はこっちの方が出てくる。
小学生くらいの頃のCMで繰り返しやってたので頭に残ってる。
今と比べたら割とエッチなCM。
 
[CM] (サンテレビ) ニュースタイルキャバレー ユニバース.avi
 
最後の「ユニバ~ス」のフレーズを車内で何度も叫んだら、娘も同じように「ユニバ~ス ♪」って叫んでくれた。
良い娘です。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
イートインコーナーがあったので利用させてもらった。
場所を提供してもらえて、食べ終わったらゴミも捨てれてありがたいです。
愛しています「ユニバ~ス」

 
 
 
 
 
 
 
 
 本州最北端の駅は下北駅と知った。
下北駅はJR大湊線の駅で終着駅じゃないらしい。調べたら終着駅は隣の大湊駅。
ということで両方の駅に寄ってみることにした。
 
「大湊駅」
駅前はお迎えの車が沢山並んでた。
大湊といえば海上自衛隊。で、お迎えに来てた自衛隊の車もあった。
最近、自動車メーカーもカーキ色の車が多いけど、どのメーカーも微妙に違う。
一番良い色してると思うのがダイハツの軽トラの「オフビートカーキメタリック」という色。
本家の色も割とよかった。

 
 
 
 
 
 
 
終着駅だったけど改札は有人で哀愁とか朽ちた感はなく駅前も整備された小奇麗な駅だった。

 
 
 
 
 
 
 

 

下北駅に向かう途中で見かけた巨大なドーム。
「みなとオアシスおおみなと しもきた克雪ドーム」。
手前にも大きな体育館(むつマエダアリーナ)があって、こんなの建てるだけの財政どこにあるのかとおもったけど、自衛隊があったり原発があったりするから国からの補助金などで
町は豊かなのかもしれない。




 
 
 
 
 
 
 
本州最北端の駅「下北駅」
隣の大湊駅にくらべ緯度がほんの少し北にある。その差はほんの少し。
 
 
 
 
 
 
 
昔で歌番組のザ・ベストテンで東北の駅から中継ってのがあって、その印象で下北駅も相当なものかと勝手に想像してた。
 
 
 
 
 
 
 
予想に反して新しくてきれいな駅舎。
本州最北端の哀愁は・・・無かった。
まあ最果ての稚内の駅ですら新しくなって今風なので昔の面影のある駅ってあまりないのかもしれない。





 
 
 
 
 
 
田舎道を走る。
どことなく北海道の風景に似てる気もするけど、どこか違う。
何が違うんだろうかと思いながら走る。
生えてる雑草がちがうのか、なんなんだろう。
 
 
 
 
 
 
下北半島の首の部分と言うのだろうか。
そこを太平洋側を走ってると建物が見えた。
看板が一瞬見えた。
「原子力発電所PR館」
 
原発の資料館はイメージアップのためにどこに行っても子供にとってもフレンドリー。
娘もきっと喜ぶだろうと思ってUターンした。
 
 
 
 
 
 
 
 
「トントゥビレッジ」
 
 
 
 
 
 
「トントゥ」って名前は東通村(ひがしどおりむら)の読み方を変えたものかと思ったらフィンランドの妖精の名前でした。



 
 
 
 
 
 
原発の仕組みを分かりやすく説明しているけどやっぱり難しい。
なのでクイズ形式にしたりしている。
 
 
 
 
 
 
問題は三択
ムッチャむずい。
関西人は全員「黒にんにく」というはずです。知らんけど。
 
 
 
 
 
 
クイズのヒントが赤い矢印。

 
 
 
 
 
 
 
何ヶ所かの資料館に行ったけど柏崎刈羽原子力発電所が模型のスケールがデカく、作りが精巧だった。

 
 
 
 
 
 
突然イノシシみたいなのが出てきてびっくりした。
 
 
 
 
 
 
 
 
大人の原発への不信感はなかなかぬぐえないので小さな子供のハートをキャッチするのが狙い(だと思ってます)

 
 
 
 
 
 
何てことない鏡ですが座ると・・・

 
 
 
 
 
 
 
・・・かわいい妖精トントゥになりました。

 
 
 
 
 
 
 
オッサンが座ると・・・
 
・・・小汚い爺さんになりました。なんでやねん!



 
 
 
 


ちょっとした屋内遊戯施設もありました。

 
 
 
 
 
 
 
クイズに全問正解するとガチャが引けます。

 
 
 
 
 
 
 
これ貰いました。

 
 
 
 
 
 
光メガネ。
満足してくれたみたいなので私も満足。
スルーせずによかった。

 
 
 
 
 
 
テロ対策で原電側には柵が張り巡らされ何台ものセンサーに監視カメラが道沿いにビッシリ。
植え込みで見えにくいですが自然の中に隠れた異様なまでの厳重さでした。
 
 
 
 
 
 
 
天気は雲が出てるけど晴れ。
気温は25℃。大阪よりも随分涼しいです。

 
 
 
 
 
ピンク色した「うらんちゃん」の看板。
ネーミングがすごい。
色からしてスナックかと思ったけど朝7時オープンってどういうこと?
あとで調べたら働く人の服屋さんみたい。
働く人も原発の人ならと思うと、突き抜けたネーミングだこと。



 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
 
 
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2024年夏 北海道経由東北 車中泊の旅 むつ矢立温泉 金谷公園 吉野家&はなまるうどん ポータブルエアコン EcoFlow WAVE 2

2024-08-28 17:21:35 | 2024年夏 北海道、東北車中泊の旅 
8月9日 夕方
 
恐山の総門を出て時計を見たら午後5時を過ぎていた。
振り返ると今から入門しようとしている人がいる。
受付は5時半までで6時閉門なので、あまり時間がない。
日が暮れ始めた、ひと気のない恐山はまた違う雰囲気なのかもしれない。
 
写真は撮らなかったけど「賽の河原地蔵堂」という建物があった。
中に入ることができて、入ったらびっくりするぐらいの数の衣服や靴なんかが置いてあった。子供のおもちゃもあった。
 
何のために置いてあるのか分からないけど、亡くなられた人の遺品か亡くなられて人への供養のための供え物かそんな風に思えた。
 
あまりにリアルだったので写真を撮らなかったのではなく撮れなかった。
 
先の日記で「人間の方が怖い」と話してくれたここの人に、これは何かって聞いたけれど、「忘れ物」だとか、そんなふうなことを言っていた。
少し聞き取りにくかったので「遺品ですか」とか、「供え物ですか」と聞き直してみたけど、「そんなんじゃない」と言っているようだった。
ただどう見ても忘れ物では無いように思え、結局のところはっきりと何かは分からなかった。
 
ここの人のブログを見つけました。
霊魂が居るかどうかは明言しないと書いてあった。
 
私も昔、不思議な体験を二つほどある。
それが霊的なものかどうかは分からないけど、自然のなりわいでは起きえない事なので収める言葉が見つからない。
 
「人が死ぬとお山(恐山)に行く」地元ではそんな言い伝えがあるとどこかに書かれていました。
 
「恐山」ってやっぱりそういった所じゃないのかなあって、そんな気持ちがやっぱり残ります。
 
 
 
 




 
 
 
 
 
恐山を後にし、むつ市方面へ車を走らせる。
 
今日のお風呂は「むつ矢立温泉」



 
 
 
 
若い頃、「あの時写真があったらなあ」と思ったことがあって、写真はできるだけ撮るようになりました。
旅は特に思い出が多く、ホームページやブログを書くようになり、より一層カメラは手放せなくなりました。
 
スマホは位置情報も残るのでカメラ共々必需品。
銭湯に行くときも変わらずなんですが、盗撮が悪質・巧妙化しているのもあってか、最近どこに行っても脱衣場にはスマホの操作はご遠慮くださいと書かれてあります。
地方の小さな銭湯でもその張り紙を見かけます。
今まで言われたことはないですが、持ってるだけでコッチの方が疑われないかドキドキしたりするので、買い物中とかで女性が居たらすぐにスマホを切るようにしています。
 
そんなスマホカメラ事情ですが、初めてここの受付で「この先は撮影禁止です」って言われました。
起動していたスマホのカメラアプリに気付かれたようで、「そのスマホも画面、それも消してください」って、ピシャっといわれました。 ちょっとびっくり。
過去に何かあったのかもしれません。
 
おかげで受付のところに飾ってあった出川哲朗さんの「充電旅」の写真を撮るのも
「写真撮らせてもらっていいでしょうか?」と変に緊張して聞いてしまった。
 
「どうぞ、どうぞ」って返事は返ってこなかったけど了解を得て撮影。
 
 
 
 
 
 
 
美味しそうなトマトが安く売ってたんで買ってたべることにしたんですが、さっきの件もあって「買って食べてもいいですか?」って確認してみたんですが
「こぼしませんか?」と返ってきた。
 
 
 
 
 
 
「こぼしませんか」と、そうストレートに聞かれると言い返す言葉もなく、かと言ってここで「うだうだ」言うと老害になるので
「外で食べます」と言って外で食べることにした。

 
 
 
 
 
食べ終わってゴミを捨てに戻るのもなんか言われないかとヒヤヒヤした。
ちなみにトマトはおいしかったです。
 
温泉は公衆浴場な感じな作りで源泉は52℃。ちょっと熱めのお湯で体を冷ますところが無いので熱さでボーっとしてしまった。
しょっぱい味の温泉。

 
 
 
 
 
 
晩御飯の調達にスーパーへ。
こちらに来てよく見かけるのがユニバースというスーパー。
でも時間が遅かったので全部売り切れでした。

 
 
 
 
 
 
他になさそうだったので、はなまるうどんが食べれる吉野家にイン。
結構おいしかったです。

 
 
 
 
 
近くで見かけた看板。
「水曜どうでしょう」をかなりパクった看板。 やりよったぜ!!

 
 
 
 
 
 
 
この日の寝床はむつ市の金谷公園の駐車場。
気温は26℃とそう高くはないけど湿度がたかく、寝てる間に車内温度は上がるので寝苦しい。

 
 
 
 
ということで、初のポータブルエアコンの出番。
排熱用のダクトが仰々しいです。



 
 
 
 
 
窓に取り付ける吸排熱パネル。
塩ビ板を助手席の窓ガラス上部と同じ形状にカット。
下端は窓ガラスを挟み込むように二重に外れないようしてあります。
ちまたで流行のプラダン製じゃないぜ!!
 
塩ビパイプは雨が内部に入ってこない様に下り勾配で溶接してます。
灰色した長方形のモノは厚手のスポンジでダクトが刺し込めるようになってます。
虫対策でダクトの穴には網戸の網を挟んであります。
 
ちょっとゴツイので改良の余地あり。3Dプリンター買ったら作り直します。
 


 
 
 
 
 
 
 
 
宣伝用の写真ってこんな感じでしょうか。
実際はこんなに冷たい風は出てこないです。
手をかざせば冷気が出ますが如何せん小型なのでスポットクーラーの小型版と言った所。
部屋全体を冷やす能力はないです。
 
 
 
 
 
 
何だかんだで夜中になったけど寝る前恒例のババ抜き。
 
 
 
 
 
当然私の勝ち。
二回ほどやって寝ることにしました。

 
 
 
 
 
一時間ほどで5℃さがりました。
寝るには十分な温度です。
朝になって陽が照りだすとそれに伴って車内温度も上がります。
車内温度を一定に保つほど余力はないですが、寝起きのうだるような暑さからは解放されました。
 



 
 
 
 
誰もいない公園の駐車場。
ありがたく寝させていただきました。感謝
 


 
 
 
 
 
 
ルートヒストリーというアプリでログを残し、Googleマップと合成してみました。
 
引用 Googleマップ
 
 
 本日の走行距離:76.4km
 
ではまた
 
 
 
 
 
 
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2024年夏 北海道経由東北 車中泊の旅 恐山 三途の川 宇曽利山湖 極楽ヶ浜 うしろの百太郎

2024-08-27 01:48:58 | 2024年夏 北海道、東北車中泊の旅 
8月9日 恐山の駐車場
14時38分
激しく降っていた雨は小一時間ほど待ったら止んでくれた
今年の天気は本当に気まぐれだ。
 
 
 
 
 
 
 
入口の受付で入山料を払う。
大人700円。 子ども200円。
「恐山」と言っていますがここは「恐山菩提寺」というお寺。
 

 
 
 
 
 
 
 
「総門」
昔、バイクで来たことがある。
とら母(嫁)と寅次郎(犬)と一緒だった。
今度は娘と一緒。犬は輪太郎になった。

 
 
 
 
 
昔の写真を紐解いてみた。
2010年8月13日撮影。 
14年前になる。
当時のブログはコチラ
 
 
 
 
 
 
 
 
総門の左脇には「来迎(らいごう)の像」、左端には六地蔵が並んでいる。
 
 
 
 
 
 
 
 
日本三大霊山(比叡山・高野山)の一つ。
 
 
 
 
 
 
 
総門をくぐると正面に見えるのが「山門」。
右側には宿坊があり、泊まることもできるらしい。
 
 
 
 
 
 
 
「山門」

 
 
 
 
 
 
この小屋は温泉。
この日はこの小屋が男湯で、中を覗いたら中年のおじさんが一人入っていた。
女湯は反対側、混浴もあるらしい。
あまり入っている人は少ないみたいだけど、北海道旅仲間の通称「ジャイアン兄」は
入っただけでなく、服も着ずに着替えを抱えてお風呂場を移ったらしい。困った関西人です。

 
 
 
 
 
 
先に進むとご本尊が安置されている地蔵殿がある。





 
 
 
 
 
御本殿を左にぬけると荒涼とした風景が広がる。
「地獄」を現わしていて136もの地獄があるそうだ。
 
 
 
 
 
 
火山地帯のため硫黄の匂いが立ち込め、あちこちからガスや蒸気が噴き出している。

 
 
 
 
 
 
腐食性ガスのため硬貨は変色し、中には形がないものもある。

 
 
 
 
 
 
 
風車はお供えのお花の代わりらしい。
勢いよく回るもの、すぐ近くなのに回ってないもの。
風のせいかそうでないかは分からない。

 
 
 
 
 
 
 
 
親より先に子供が死ぬのは罪なこととされている。
罪人は地獄に落ちてこの地で永遠に彷徨う。
 
 
 
 
 
 
 
親はここを訪れ石を積んで供養し風車を供える。
 
娘に一つだけ言った。
「積んである石は絶対に触らない事、崩れても触らない」と。

 
 
 
 
 
東日本大震災の供養塔

 
 
 
 
 
荒涼とした地獄を抜けるとその先には美しい湖が広がる。
「宇曽利山湖」(宇曽利湖)
美しい浜は「極楽ヶ浜」。

 
 
 
 
 
 
いっつも手をつないでくれる娘には感謝しかない。
(ありがとうね。お父さんはうれしいです。)
 


 
 
 
 
 
宇曽利山湖の青く澄んだ水は強酸性で、生育している魚はウグイくらいだとか。
とら母(嫁)と娘が水中を見て「赤く小さな細長い虫がウネウネと泳いでいると」何かを見て話している。
拡大したらこんな虫。なんなんだろう。
 



 
 
 
 
昔バイクで来たときのブログにも書いたことですが、この地を知ったのが恐怖系の漫画「うしろの百太郎」でした。
 
 
 
 
 
 
 
昔は夏になると心霊系のテレビ番組が連日あって、心霊写真なんかをバンバン放送していました。
怖いながらも興味があって、心霊や幽霊は今の人よりも身近なものだった気がします。

 
 
 
 
 
「うしろの百太郎」の中で書かれた恐山。
ここは冬季になると閉鎖され守をする番人だけになるそうです。
うしろの百太郎ではその番人の方の証言として誰もいないはずの恐山で人影を見たというものでした。
ぞっとしました。東北の山の中で、その名も「恐山」これ以上、何も不要なくらい怖いものだと思いました。

 
 
 
 
 
 
 
 
夕方近くなり、片付けに来られたここの人に思い切って、そのことを聞いてみました。
 
「昔、ある本を見た話ですが、冬季になって閉鎖され一人で守りをしているはずなのに、他に人影を見たと書いてあったんですが、どうなんでしょうか?」と。
すると
「いまは二人だ。一人だと何かあったら困るから」と。
続けて
「怖いのは人間だ。人を殺したりするし。ここは怖くない」と。
 
確かに一番怖いのは人間なのかも知れない。そりゃそうだと思いつつも、それよりも他の話を聞きたかった。
 
前回の初めてここに来た時、想像していたよりも怖さが無かった。今回はよりその思いがする。観光地化が進んでいるからかもしれない。
 
でも、それが夜であったり冬季であったらどうなんだろうか。
昔感じた「恐山」の印象がぬぐえなくて、今もそんなふうに思い続けてしまう。



 
 



恐山を後にお風呂と寝床を探してしむつ市方面へ車を走らせた。
 
続く
 
 
 
 
 
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2024年夏 北海道経由東北 車中泊の旅 大間崎から恐山へ

2024-08-24 21:33:37 | 2024年夏 北海道、東北車中泊の旅 

8月9日 大間崎を出たところから。

 
昼になったので昼ごはんを調達しに昨日行った近くのスーパーへ。
 
続々とやってくるお客さん。
さすが下北の台所と呼ばれる(と勝手に私が感じた感想)だけあるスーパーだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
昨夜と違って弁当も惣菜も沢山あった。







 
 
 
 
シャケ美味かったですファミリーマートさとう様。
 



 
 
 
 
 
 
 
今回の旅も予定も何も決まっていないけど、青森で娘に見せたかったところが一つあってそこに向かうために下北半島の東側の海岸線を時計回りに走る。

 
 
 
 
 
 
 
雲が多くなり始めた気がした。
地元大阪が連日35℃くらいあったので暑さも少しまっしな気がする。

 
 
 
 
 
国道を外れ県道を山合いの方に進むと雨が降り出した。

 
 
 
 
 
どんどん山深くなってきた。
霧雨のよう雨が降ったりやんだり。
 

 
 
 
 
 
後ろの二人は寝てしまった。
とら母(嫁)はもはや終電間近の酔っ払ったサラリーマンの寝顔そのままだ。

 
 
 
 
 
雨がまた強くなってきた。
道はさっきよりも細くなった気がする。
木々が多い茂り、民家などは一切ない。
 
 
 
 
 
 
 
目的地にたどり着いた。
「恐山」
 
三途の川を渡る太鼓橋は老朽化のため通れなくなっていた。
 



 
 
 
 
 
恐山に着いたときには雨は土砂降りになっていた。
 
 
 
 
 
 
 
雨雲レーダーを見たら下北半島の恐山だけが雨だった。
恐るべし霊場「恐山」
 

 
 
 
 
 
この雨ではさすがに行くことができない。
雨雲はこの辺りだけなので雨が止むまで待つことにした。
 
そうだ北海道のセイコーマートで買ったラスクを食べよう。
ついでにあったかいコーヒーをいれよう。
 
「なぜあったかいコーヒーかって?
2000Wのインバーターを積んでるからさ。」







長くなったので続く。






 
 
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2024年夏 北海道経由東北 車中泊の旅  大間崎 ホタテ水着

2024-08-21 18:30:00 | 2024年夏 北海道、東北車中泊の旅 
8月9日
大間崎駐車場の朝






寝る前は27℃くらいだった車内温度も朝には35℃くらいまで上がって寝苦しかった。

腹の下にエンジンを抱えているハイエースは余計に不利だ。そこだけは断熱をしたいところ。

ポータブルエアコンも必要だけだその前にちゃんとした換気扇を用意したい。







標準サイズのハイエースは室内幅が1500ミリ。
親子3人が限界だけど、シンプルなのが一番。
無駄なものを置かず整理を心掛け、工夫しながらナローサイズで旅するのを続けたい。










昨日買った「大湊基地業務隊海自カレイ」パンをみんなで食べた。
普通のカレーパンは中に具が入ってるけど、こいつはまぶしているというか、練ってあるというか、風味というか。
なんだろうな的な「カレイ」パンでした。







大間崎レストハウス。
昔、バイクで来た時は雨が降っていてここの軒下にバイクを入れて野宿した。

今はローブで入れなくなっていた。
大らかな時代だから許されたけど、今は無理。






野宿も犬連れ夫婦二人なら許されるけど、この歳になって子供も居たら、ちゃんと宿に泊まりなってって言われても仕方がないし、自分でもそうあるべきかと思ってしまう。

娘がワイルドに育って野宿したいって言ったらまたやってみたい。







フル装備のチャリンコが止まっていた。
持ち主は見当たらない。

今は小さな菱形みたいな形(スローピングフレームって言うらしい。知らんけど)が主流やけど、
やっはり自転車はこの形のフレーム(ホリゾンタルフレーム)が絶対にかっこいい。








マグロ一本釣のオブジェ。

「マグロに手を食われた」という設定。
あまりこういうのに乗ってくれない、とら母。
寂しい。






「マグロを食ってやる」という絵。
こちらのリクエストによく答えてくれるいい娘。ありがとう娘よ。








本州最北端の碑。







撮ってもらった。







後ろに見える灯台があるのが弁天島。
真っ赤な社があるらしい。
今は漁船でしか行くことはできない。











日本一周中のカブが止まっていた。
多分、碑の前での写真を撮ってくれた女性ライダーだったと思う。
「写真撮りましょうか」って声をかけてくれて、「私もとって欲しいので」と
旅慣れた感じの人だった。









土産物屋さんがあったので入ってみた。









水着の王様「ほたて水着」
これを見て「武田久美子」が頭に浮かんだあなたは結構いい歳。







「ポロリ注意」ですと。

「無料レンタル貸し出し中」ってあったけど、「ご使用の際はスタッフまで」とあったので試着するのはやめました。







ホタテ水着はバストサイズが合わなさそうなので代わりに大間のマグネットを一つ買った。






大間の一本釣り。





まったりしてたら昼前になってしまった。

続く。





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