はがきのおくりもの

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発見的学習を模索

2008年12月18日 | 数学授業研究 1983

 ず~っとすっ飛ばして、夏の終わりです。

雑記帳1983年8月30日(火)

 二学期以降の課題。数学の教授法の研究と部活動のまとめ。

 バスケットに関して。
 9月の目標。3-2ゾーンと速攻。マンツーマンオフェンスとゾーンオフェンスの徹底。3-2ゾーンの動きとゾーンとマンツーマンの併用についての訓練。

『発見的学習入門』水越俊行著(明治図書)より
○発見学習の基本的・典型的な過程
1.学習課題をとらえる
 (1) ゆたかな情報に基づいて、事実調べを徹底させる
 (2) 単に詳しく調べるというだけでなく、手がかりを得やすいように、情報を再編成、再組織させる
2.仮説を立てる
 (1) 個人の予想を立てさせる→集団の予想へ高める
3.仮説をねり上げる
 (1) 仮説を詳細に吟味すること。グループ毎に論破させる。その後、学級全体の仮説として確認させる。
 (2) 言語化すること。
 (3) 効率のよい確かめ方を考案すること。
4.確かめる
 (1) 確かめと定着練習
5.発展する
 (1) 発見した法則や概念を、より高次な問題場面に適用することによって、その信頼性を確かめたり、適用限界を見定めたりする。
 (2) 内的関連性のある発展的問題場面に立ち向かわせる。
 (3) 次の学習課題へのルートをつけること。



 発見的学習を模索していたんですね。
 何だか、難しい話なのでついてゆけませんが、ワクワクする授業をめざしていたことだけは想像できます。

 バスケットボールと数学だけの日々って感じですね。若い時って、責任がない分、仕事も少なかったのでしょう。
 それとも、雑記帳にはバスケットボールと数学のことしか書いていなかったのか。
 奥井の性格からして、おそらく、興味のあることしか雑記帳には書かなかったと思います。

 でも、好きなことに夢中になれる奥井がうらやましい気がします。

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