はがきのおくりもの

 思い出したくなったら、ここに帰っておいで!!!
 元気を補給したら、顔を上げて、歩いて行くんだよ!

第1話 物語の始まり

2006年08月31日 | はがきのおくりものの始まり
 木瀬と申します。もちろん、ペンネームです。かなり、おじさんです。
 ブログなんぞというもんに関わろうなんて、これっぽっちも思ってなかったんですが、ちょっとした男気で始めてしまいました。

 これからお話しすることは、まぁ大部分はほんとのことなんですけど、個人名や団体名等は仮名にしてあります。多少のフィクションがあると思って、お読みください。

 きっかけは、友人の奥井(仮名)からの相談でした。彼は、とある県の高校の校長をしています。とりあえず、だいこん高校と名づけましょう。
 彼の教え子から、こんなメールが届いたというのです。

「先生~!!!情報発信したほうがいいよ!!!絶対。

 自己満足で終わるかもしれないけど
 ネットの力ってすごいものがあると私は思う。
 見ず知らずの人が気がついてくれて先生の意見に賛同してくれるかも知れない。
 新しい出会いから新しい気づきが生まれるかもしれない。

 私はね、ハガキ表彰状がもたらすものってね大きいと思うわけ^^
 リアルタイムは気づけないで終わるかもしれないけど
 何年後か、何十年後かに答えが出てくるものかなって。

 私がね、いい事例だと思うわけですよ^^
 17歳のころ、先生から与えてもらったものは本当に大きかった。
 それはね、ホントにリアルタイムでは気づけなくて今頃分かるようになった。
 先生の花丸が嬉しかった。
 やれば出来るじゃないかって褒めてくれたじゃない?
 それが私にとっての『ハガキ表彰状』

 私ね、お年賀状でいつも先生が私を見ていてくれてるって気がしてた。
 誰かが自分を見ていてくれる、
 自分の成長を期待してくれてるって気づけたら生きるのは本当に楽しくなる。

 先生に喜んでもらいたいと思ったし
 安心してもらいたかったし
 褒めてもらいたかった。
 胸張って先生に会えるようにって思ってた。
 キレイごとって言われるかもしれないけど
 事実私はそう思って生きてきたよ。

 でもそれは自分一人で気づいたわけではなくて
 かかわったたくさんの人たちから教わったこと。
 どういうわけかたくさんの人に可愛がってもらって育ててもらった。
 先生の考え方に賛同する人はたくさんいると思う。

 褒めて育てる、
 自分に出来ることを考えさせる、
 当たり前のレベルを上げる、
 誰かの笑顔のために生きてみる。

 先生の考えが生き方に迷ってる人たちを救うかもしれないね^^
 私みたいなのがいっぱい出てくるよ^^きっと。
 わさわさと^^
 怖ぁ~~~~~^^;」

 このメールを見ながら、ブログやろうかなどうしようかなって、グズグズ悩んでるもんだから、
「じゃぁ、俺がお前の代わりにブログに書いてやるよ」
なんて、言っちまったんです(ちょっと後悔してます)。

 てなわけで、彼がやってる「はがきのおくりもの」についての物語を始めようと思います。

<お願いがあります>
 だいこん高校の在校生や卒業生の皆さんには、実在の高校がわかると思います。でも、いろいろと周りの方々にご面倒をおかけするかもしれませんので、実在の学校名や人物名等は、どうぞ胸の内にしまって、秘密にしておいてください。お願いいたします。


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