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学校経営や学校改革を進める際の基本的な考え方

2014年01月31日 | 私家版学校経営試論

 私の学校経営実践をお話しするつもりでしたが、いろいろと考えているうちに、学校経営や学校改革を進める際の基本姿勢や手順について、じっくりと考えてみたくなってしまいました。
 というのは、初めて校長になったとき、私ならば基本的な考え方を教えてほしいと思うからです。いろいろと詳しく教えてもらっても、なるほどと思うのだけれど、たぶん使えません。
 なんか数学の問題を解くときと同じような気がするのです。

 昔、生徒たちからよく質問されたことがあります。
「先生、答えを解説してもらうとよくわかるんだけど、なんかわかったような気がしないんです。どうしてその解法を思いついたんですか。答えはわかるけど、答えをどう思いついたかがわからないんです。どうしたらその解法を思いつくんですか?」
 学校経営や学校改革についても同じではないでしょうか。解説してもらうとわかるのですが、自分の学校に当てはめようとすると、どこからどう手をつけていいのか、わかりません。

 数学ができる生徒は解法を思いついてしまいますから、どうして思いつくのかなどと考えません。できない生徒は、どうして思いつくのかと悩みます。
 実は、数学の解法を思いつくのには思いつくだけの理由があります。無闇に解こうとしているのではなく、いくつかの基本的な考え方を試しながら解いているのです。

 学校経営や学校改革についても同じでしょう。
 では、学校経営や学校改革を進める際の基本的な考え方は何でしょうか。
 そのあたりを考察していくことにします。


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