はがきのおくりもの

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教職員版 <12>

2008年07月29日 | ぷらいど創造講座 2000

ぷらいど創造通信 教職員版 第12号  平成13年 1月18日(木)

振り返り用紙から

    とても楽しかった  まあまあ楽しかった
第8回   9(56%)       7(44%)
第9回   4(30%)       9(70%)
   とても意義があった まあまあ意義があった
第8回   8(50%)       8(50%)
第9回   3(23%)      10(77%)

「10年後のわたしからの手紙」指導案

<ねらい>
 「10年後のわたしからの手紙」を書くなかで、10年後の自分を想像し、自分の夢や生き方を確認する。さらに、今の自分へ手紙を書くことで、今の自分の在り方を考えさせる。今を大切にすることが、10年後の自分を創ることを理解させる。

<インストラクション>
◇今日は、「10年後のわたしからの手紙」ということで、10年後の私を想像し、10年後の私から今の私への手紙を書いてみることにします。前回やった「わたしのライフプラン」を参考にして、10年後の私を今の私に紹介しながら、今の私へのメッセージを手紙にしてください。

<エクササイズ>
◇手紙の書き方ですが、ぷらいど創造シート27にあるように、①~⑧の項目について必ずふれて手紙を書いてください。
◇10年後の私は、①どんなところに住んでいるか。②誰とどのように住んでいるか。③どのような仕事や勉強をしているか。④毎日をどのように過ごし、どんなことを楽しんでいるか。⑤暇な時間や休日はどこで、誰と、どのように過ごしているか。⑥どんな夢や目標を持って暮らしているか。などについて、今の私に紹介・報告するつもりで書いてください。
◇次に、今の私へ、⑦10年後のこのような生活を送るために、高校時代にしておくことは何か。⑧10年後の私から高校生の私に、友人、高校生活、勉強、恋愛、家族などについて、アドバイスを書いてください。
◇書き終わったら、班の中で、手紙を互いに交換して読みますので、どうしても「人に知られたくないこと」については、追伸という形で、後で書き足してください。

<シェアリング>
◇では、班の中で、それぞれの手紙を交換して読んで、感想を順に述べましょう。

<まとめ>
◇今日は、最終回ですので、「わたしへの表彰状」を用意しました。朝早くから、毎週眠い目をこすりながら、ぷらいど創造講座に参加してくれました。どれくらい大変だったかは、自分自身がよく知っていると思います。そのよく知っている自分から、「わたしへの表彰状」をつくって、自分自身に差し上げてください。
◇私からは「ぷらいど創造講座修了証書」を差し上げます。「わたしへの表彰状」の参考にしても結構です。
◇今日の講座で感じたことを、振り返り用紙に記入し、提出してください。なお、後日、振り返り用紙は、ぷらいど創造通信最終号とともにお返しします。


 これからの教育の在り方を考えるために、現場に携わる者の目から見た子どもたちの様子をお話ししますと、大きく二つの特徴を認めることができるように思います。
 一つは自尊感情とか自己肯定感のようなもの、くだけて言えば、「自分が好き」だとか「人のために自分も役立つことができる」というような誇りを持てないでいることです。「どうせ僕なんか何をやっても駄目なんだ」「私なんか生まれてこなければよかったんだ」という自己否定的な言葉が、子どもたちの口からしばしば出てきます。自分を好きになれない子どもは、他の友達を好きになれるはずがありません。他者否定につながるのですね。それがいじめや暴力、果ては殺人事件にまでいってしまう一因になっているように感じます。            「致知」(平成13年2月号)より


 自尊感情とか自己肯定感を育む教育を実践していく責任を強く感じます。



 いよいよ最後、10回目の講座です。10回目の朝といったほうがいいでしょうか。
 途中、参加生徒が少ないときもありましたが、よく最後まで続きましたね。

 奥井は「大変だったけれど、それ以上に生徒たちと一緒にいられて楽しかった」と言ってました。「一週間に一度だけじゃなくて、もっと一緒にいたかった」「生徒たち同士のシェアリングを中心に進めていたので、自分自身がもっと生徒と関わり合いたかった」「一年間、もっと濃密に関わることのできる担任の教員はいいなあ」なんてことも言ってましたね。

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