茶山守廣・隠岐三味線ブログ

名残尽きぬに 銅鑼が鳴る今宵

西郷港は 小雨も降らぬに 袖しぼる

        (隠岐民謡・しげさ節)

第1回 梅若朝雲の「民謡であそぼ」

2009年01月26日 | 気まぐれ日記
標記の催しがJR茨木駅西口正面のビル地下1階のJスタジオにて開催された。
以前は喫茶店であったというスペースは真新しいフロアと壁は鏡張り、付属のものは殆ど何もないという空間である。
当然のことながら?音響設備も無しである、むしろ生の声と生の音はより新鮮に感じられ、客席?といっても少々の椅子と座布団であったが、双方の一体感という面ではこれ以上の環境はなく、これぞまさに民謡の原点ではないだろうか?

今回は記念すべき第1回ということもあり、関西民謡界若手の進藤聖子ちゃんを誘って応援に駆けつけたのだが、主催者でもある朝雲師の所属する梅若会有力メンバーの参加もあって、さしずめ民謡ショーの様相を呈しましたので、主催者の意図する趣旨とは少々のズレがあったかも知れないが、まずは杮落とし?ということで勘弁してもらいたいものだ。

客席からの飛び入りという形で湊由加里さんにも登場して頂いた。
「淡海節」そしてアンコール曲の「祖谷甚句」、彼女の練れた歌声と「華」を感じさせるステージはさすがであり、きっちりと自分の世界を持っている人だと感じた。
ん?由加里さんといえば??ごめんなさい?貴女のブログからこの写真をパクリました(笑)

今日は梅田を午後3時発の高速バスに乗り6時30分に米子駅に着いた。
出迎えに来ていた娘や孫達と米子で夕食を済ませ帰ってきた、今夜はここで1泊して明日の午後の船便にて5日ぶりに我が家へと帰る。