茶山守廣・隠岐三味線ブログ

名残尽きぬに 銅鑼が鳴る今宵

西郷港は 小雨も降らぬに 袖しぼる

        (隠岐民謡・しげさ節)

まだ見ぬ友

2009年01月13日 | 気まぐれ日記
民謡の友達の輪が広がり友達を生む・・・こんな素晴らしいことはないと思います。
先日のこと、群馬県は桐生市で自分の会を持ち熱心に指導しておられる友達がいますが、その先生のHPの掲示板を通じて知り合いました。
その人は大阪生まれで現在は奈良県に住み中学校の先生をしているそうですが、以前に熱心に取り組んでいた三味線が忘れられず、再び稽古を再開するにあたり奈良にも教室を持っている群馬の友達に、今年から弟子入りすることになりつい先日に初稽古を済ませたとのことであった。

隠岐の民謡なかでも隠岐の三味線に興味を示しておられるようでしたので、いつもお節介の?私としては“よろしければ資料を送ってあげましょうか?”との申し出に、“是非お願いします”とのこととなり、先日のブログで紹介しました写真のDVDのコピーと「国村千鳥ふるさと隠岐を唄う」のテープ、そして隠岐の三味線のことを紹介した民謡誌の「みんよう春秋」を送ってあげました。
もちろんまだその彼とはお逢いしたことはありませんが、“関西方面で演奏する機会がありましたらお知らせください”とのことですので、初対面を迎える日も近いことと思います。

昨年11月の「しげさ節東京大会」では、ネットで知り合った民謡関係の方と会場で初めてお逢いすることができました。
友達の輪は必ずや友達の「和」につながることと思う。
こうして元気で現役を続けていれば、まだまだ多くの方々との良き出逢いがあることでしょう。
そのことが大いに楽しみでもあり、自分は民謡に男のロマン?を感じます。