茶山守廣・隠岐三味線ブログ

名残尽きぬに 銅鑼が鳴る今宵

西郷港は 小雨も降らぬに 袖しぼる

        (隠岐民謡・しげさ節)

落語二人会

2009年01月02日 | 気まぐれ日記
皆さんはよくご存知だと思いますが、写真は落語の三遊亭楽太郎師匠です。
この度来月の25日(水)隠岐島文化会館開館25周年を記念して、三遊亭小遊三師匠との落語二人会が開催されますが、実はこの楽太郎師のお父さんは隠岐の島町の出身で、しかも私が生まれ育った戸数が30軒にも満たない小さな集落の都万目(つばめ)地区の出身です。

師は東京生まれの東京育ちですが、子供の頃は隠岐が大好きなお父さんに連れられて、毎年夏休みになると父の実家に帰省し、私たちと一緒に川遊びをするのが常でした。
高校・大学生になると帰省は途絶えがちになりましたが、大学生(青山学院大学)のとき三遊亭円楽師匠のもとに弟子入りしたとのことは聞いておりました。
何年か後には若手ながら笑点の大喜利レギュラーメンバーに抜擢され、テレビに出たときは大変驚きました。
“あ~泰通君がテレビに出ているぞ~!”と・・・本名は会 泰通(あい・やすみち)です。

持って生まれた才能と努力は見事に開花し、来年には六代目三遊亭円楽の名跡を襲名することが決定しているとのこと、師が「故郷に錦を飾る」べく来月の落語二人会には、何はさておいても駆けつけなければとの思いです。