
県内平地のアジサイがほぼ終わり、今後は高地のアジサイが見頃を迎える。
まずは、徳島県の高地アジサイの代表として有名なのが、昨夏に久々訪れた佐那河内村の大川原高原がある。
ちょうどそろそろ見頃との情報があり、梅雨の合間の好天日にと思っていたところ、たまたま昨年(7/4)同期の7/2早朝に向かった。
[風力発電塔が立ち並ぶ大川原高原(上)]
[大川原高原の案内看板、ヒルトップ広場に駐車]
下段の分岐点に到着すると、早くも多くのアジサイ群が見られた。
[早朝はクルマが2~3台有るだけの静けさ]
上段の広いヒルトップ広場にクルマを停めて、撮影しながら下段のアジサイ園を散策した。
[ガクアジサイは少数派である]
ここは、青色の坊主アジサイが圧倒的に多い。
アジサイの色は、土地の酸性度が影響するらしい。
アジサイはアントシアニンの色素を持っており、土壌が酸性であれば溶け出したアルミニウムとアントシアニンが結合して青色となり、土壌がアルカリ性であればアルミニウムが溶け出さずに紫色になるらしい。
アジサイの小路に入り、徳島市方面の遠景をバックに撮影しながら歩く。
[紫色のアジサイは少数派だ]
見頃になったばかりで、花びらにキズが少なく花に勢いがある。
[遠景をバックに色々撮影]
[少数派のガクアジサイと紫色を主体に撮影]
[好天に誘われ、ここは大きな風景が絵になる]
高地に咲く青いアジサイは、見るからに涼しそうで清々しい。
早朝は近郊県外のクルマが多い。
[咲き誇った下段のアジサイ園を見上げる]
[ここは風力発電の丘で有名だ]
アジサイの花言葉は「無常」や「団欒」である。
「団欒」とは、一株に仲良く無数の花が咲く様から来ているらしく、最近は母の日に贈られるらしい。
[無数に咲くブルーのぼんぼり群が清々しい]
アジサイは梅雨時期に咲く花の代表格であり、ガスや小雨にモヤッタ情景が絵になるが、ここでは展望の良さに誘われてどうしても晴天時に訪れたくなるのである。
[ブルーが主体]
[数少ない赤坊主もアクセントになる]
[綺麗に咲いたガクアジサイ]
[何処を切り取っても絵になる]
[リズミカルな彩りを切り取ってパチリ]
[花に勢いがあり、傷みが少ない今が見頃である]
[リズミカルに咲くガクアジサイ]
[僅かに、他種のアジサイもあった]
[リズミカルなガクアジサイいろいろ]
ヒルトップ広場のアジサイ園は、まだまだ少なくこれからのようでした。
[ヒルトップ広場から見下ろす]
[コロナ禍でも営業中の一軒茶屋付近だけは人出が多かった]
だんだんと見物客が増えてきたようなのでアジサイ園の撮影を終え、何時ものように▲旭ヶ丸方面へのウオーキングに向かう。