okamu-log

天気や季節を中心に色々書いていきます!
(最近は「色々」の方が中心になってきています...)

幸島のニホンザル

2006年10月08日 | 
宮崎県の南端、串間市の沖合に浮かぶ幸島(こうじま)は、約100頭の野生のニホンザルが生息し亜熱帯植物の森が青々と茂る、周囲3.5kmほどの小さな無人島。
小学校の国語の教科書やテレビ等で紹介された『イモ洗いするサル』の生息地なんです!昭和9年に『幸島猿生息地』として国の天然記念物に指定されています。


島へは渡し舟で行くことができます。渡し舟料金:1回3000円(3人まで) 3人以上:1000円/1人
せっかく来たので、渡し舟に乗って島に渡ってみることに…。


僕らを降ろして、船は去っていきました。さて、どうなることやら…。


ここでは、京都大学霊鳥類学研究所がサルの観察・研究を続けています。それによって、幸島のサルは名前をつけられ、家系図も作られているんです。
サルの行動を見ているだけで飽きませんが、相手は野生のサル!やはり緊張感が漂います。でも、この何とも言えない雰囲気が正直面白かったです


「サルと目を合わせないようにすれば、近づいて写真を撮っても襲ってくることはないですよ。」という船頭さんの言葉を信じ、サルに近寄ってみました…。

たしかに、ここのサルは人の姿を恐れず、また食べ物をねだるということをしません。実は、島に渡る観光客は食べ物を持っていかないことになっており、おかげでサルは人間に無関心でいることができるのだとか。


帰ろうとしたらサルが追いかけてきました。この時は、さすがに焦りました


舟の方に先回りされ「これはヤバイ!」と思いきや、どうやら舟に残っていた餌を食べに来たようです。やはり人間には関心ないのかな??


不思議な時間・空間を与えてくれたサルに別れを告げて、幸島を後にすることに。

ここはオススメです!サルの見学をするなら午前中が良いそうですよ。