ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

『信頼の絆』で築いた「人脈価値」と『利害関係』の「人脈」!

2019-07-02 09:29:47 | コラム

「シニア世代」に共通していることがあります。生きてきた時間「人生時間」が長いこと。

齢64歳にもなると、若い時には感じない「世界」が色々と見えるようになります。
今朝は、「人脈」について一言!

私は、「人生時間」を積み重ねることと、単に「歳をとる」事とは違うように感じています。

人間誰もが、毎年「歳」をとりますが、その一年一年の「時間」をどのように過ごすかによって「人生の濃度」が変わってくるものです。

意識をして多くの人と交わる時間を「創る」!と考えるか、人との関わりはストレスなので「籠る」と考えるかは、一人一人の人生観もあり善し悪しの問題ではありません。

私自身は、比較的濃い「人生時間」を経験してきたことから想う事があります。

人との縁を頂く「機会」は、篭っていてはダメ! 積極的に外の世界に触れて、意識的に交流機会を「創る」ことが、長い人生の中で心の「宝物」になるということです。

よく人から「岡田さんの人脈は凄いですねー」と言われることがあります。
確かに、今までお世話になってきた方々のとの繋がりは、少なくはありませんが、私の意識の中には「人脈」というより「信頼の絆」を積み重ねられてきた「人生の縁者」といった感覚です。

一期一会の出会いもあります。

また、私の活動を気にかけていただき、あまり会う機会が無いにもかかわらず親しくなった方々もいらっしゃいます。 SNSの力かもしれません。

そして、かつての旧友と30年振りに再会しても、心の時間は昨日まで一緒にいたかの如く、タイムトラベリングして「絆」を確かめ合えます。

人との「縁」とは、ホスピタリティを心がけ、信頼できる関係を持てれば「信頼の絆」となり、時間では褪せない「人脈価値」を創り出します。

一方、損得「利害の関係」で繋がった「人脈」は、時ととも褪せてゆきます。

「信頼の人脈」は、仕事以外の時間で築かれる事が多いように思います。

仕事だけではなく、積極的に外の世界に触れて、意識的に交流機会を「創る」ことが、長い人生に於いて『絆価値=人脈価値』という「宝物」になります。
サラリーマンにとっては、この「宝物」こそが、定年後の人生設計に大きな影響を与えることになります。

職業人としての「役者」を演じる人生と自我

2019-07-01 19:36:32 | コラム


教育者のパーカー・パーマーは「Let your life speak」の中で、

『職業とは何かを突き詰めていくと、「エゴ」の本音を覗くことになる。それは、誰もが日々意識している「自分」ではなく、器としての「自分」を通して人生を送ろうとしている、という事実である。

つまり、私は「自分の人生」と呼ぶ、表面的な、職業の型(器)にはまった経験の下には、実はもっと深い、もっと真実の、本来なりたい自分が送るべき人生がある。
この違いを感じ取るには、時間と過酷な経験が必要だ』

この意味を理解するには時間が必要かもしれません。

私なりの解釈をお話ししてみますと、


「職業」とは充実した人生を送る人社会の「役」です。

私たちは、其々が「役者」であり、「組織舞台」や「社会舞台」をより魅力的で面白いものに創り上げてゆこうと、上手く「演じる」努力をしています。

シナリオライターがストーリーを仕立て、監督が「役者」の個性を尊重し、輝くオーラを引き出してゆく事で、観客たる「世間」に喜んで貰える舞台を創ります。

プロフェッショナル役者を舞台で輝かせる事が出来る監督こそ「名監督」と呼ばれます。

仕事も同じではないでしょうか。

舞台を作るには、其々の人びとの役回りが必要です。そして「監督」が「役者」の個性と能力を引き出して、素晴らしい「演技」を演出し、観客を感動を提供します。

其々の役回りの人びとは「仕事」という「役」を演じているわけですが、その根底にある「自我」を表出しているわけではありません。

私も「社長役」を担っていた時の事を思い起こすと腹落ちする言葉です!

パーカーの言う
『「自分の人生」と呼ぶ、表面的な、職業の型(器)にはまった経験の下には、実はもっと深い、もっと真実の、本来なりたい自分が送るべき人生がある。』

意味が、なんとなく見えてきませんか!

仕事に縛られ過ぎる人生は楽しくありませんよね。

などと思いながら帰宅中!