及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

市長説明会に行って来ました(11/11)

2019-11-11 16:07:56 | 日記

11月11日(月)新庁舎建設候補地市長説明会がいずみプラザでありました。

今日が第1回目で、2回目は明日リオンホール、3回目は18日ひかりプラザ、

4回目は23日に市役所で行われます。

井澤市長、内藤副市長、中島行革担当部長、坂本担当課長が前に並んでました。

参加者は30名位でした。

始めに市長が新庁舎建設地を泉町にした経緯や理由について説明されました。

参加者からは、

土地取得費の40.0億円は何を目安にしているのか?⇒隣の消防署用地の

値段から推計した。

安くならないのか?⇒防災機能をより高めれば安くなる。

ランニングコストはどのくらいになるのか?⇒今のコストを算出するのは難しいが

老朽化していてコストはそれなりにかかっているので、新庁舎はより省エネにする。

土地は購入できるのか?⇒これまでも要望していたし、先日都知事との面談の際

前日に会議で売却方針を決定したと聞いた。

資料の郵送が多いので郵便局を入れて欲しい。

戸倉の人たちがどう考えているのか知りたい⇒これから5年間かけて聞いていき

たい。

他自治体の先行事例を見に行ってほしい。多機能な庁舎が多い。→先行事例は

見に行くが、都市計画で高さ20メートルの制限がかかっているので、限界はある。

基本設計にあたって市民の意見をどのように吸い上げるのか?もっと意見を聞い

て欲しい→ワークショップなどで市民意見は吸い上げたいが、他の公共施設と

違って庁舎はある程度限定的である。

北口の再開発ビルができて自宅から富士山が見えなくなった。あらかじめ説明し

て欲しかった。

などさまざまな質問や意見要望が出ました。

私は以前から市長は市民との対話をもっとするべきだと何度も一般質問でもして

きたので、良い取り組みだと思いました。

 


市民結婚式をのぞいてきました(11/10)

2019-11-10 15:59:35 | 日記

11月10日(日)リオンホールで市民結婚式(cocobunji mariage)が

執り行われるので、のぞいてきました。

市内在住・在勤・在学・在活の夫婦1組。作文審査があったそうです。

当日はお嬢さんが2人いるご夫婦でした。

市と学校法人田中育英会総合学院テクノスカレッジとの地域包括連携協定に

基づく協働事業です。なかなか凝ったおしゃれな演出で市だけではとてもでき

ないと思いました。参加者も多くてみんなに祝福されてとても幸せそうでした。

最近は結婚式を挙げない人たちも多いので、ぜひ市民結婚式、いかがですか?

 

 


全国都市問題会議について(11/7~8)

2019-11-09 13:05:51 | 日記

11月7日(木)は開会式。

全国市長会の会長・立谷秀清相馬市長の開会挨拶。

地元開催市長の中重真一霧島市長挨拶。

来賓祝辞の三反園訓鹿児島県知事はまさかの欠席で副知事が挨拶代読。

基調講演は志學館大学人間関係学部教授の原口泉氏。「鹿児島の歴史から

学ぶ防災の知恵」

南九州では約3万年前に火山が爆発してシラス台地が生まれた。火砕流が

堆積して温度の低下とともにガスが抜けて空洞や亀裂がたくさんできた。これが

「ガマ」である。食料や農具、肥料の保管庫、集会所、防空壕などさまざまな用途

で使われた。2005年に鹿児島市内の中学生4人が一酸化中毒で死亡したあと

埋められていった。

江戸時代は「門割制度」という防災農法があった。4~5戸の農家ごとに田畑を

割り当てて、一定期間ごとに割り変えをする制度。たとえ災害被害があっても

、直ちに全員で復旧にあたり、被害を受けた人も受けなかった人も公平にくじ引

きで新しい耕地が配分される。また、その耕地は塊でなくあちこちにあり、災害で

全滅することを防いでいた。領主にとっても一定の年貢を確保できるので農民に

とっても領主にとっても都合の良い制度だった。災害を前提として制度があった。

農耕社会から工業社会、IT社会を経てこれからはAI社会へと変わっていく。

現在は仮想空間と現実空間がMIXしている。克災のためには4キロ、10キロ

圏のコミュニティーをつくっていかなければならない。

主報告は霧島市長の中重真一氏。「霧島市の防災の取り組み」

霧島市は平成17年11月7日に1市6町の合併で誕生した県内2番目の人口

12万の都市。

日本初の国立公園、お茶と和牛、霧島神宮、坂本竜馬が日本で初めて新婚旅行

に来たことなどで有名。

2011年の新燃岳の噴火が300年ぶり。この時の対応からいろいろなことを学び

2018年の噴火では、迅速に対応し情報は正確かつ迅速に流すことになった。

また、「環霧島会議」を霧島山を取り巻く5市2町で構成し、防災マップの作成や

協議会を開いている。

近年、全国的に多発する大規模な災害では自助、共助、公助の連携が必要で

ある。

とのことでした。

一般報告では、尚絅大学人文社会学群長の田中重好氏の「災害とコミュニティー

=地域から地域防災力強化への答えを出すために」

広島市長松井一實市の「平成30年7月豪雨災害における広島市の対応と取り組

みについて」

を聞きました。

2日目はパネルディスカッション。

追手門学院大学教授の田中正人氏の「防災とコミュニティー」

三島市長の豊岡武士氏の「安全・安心なまち三島をめざして」

海南市長の神出政巳氏の「防災活動を通じた地域との連携」

専修大学人間科学部教授の大矢根淳氏の「コミュニティ・レジリエンス醸成のカギを

さぐって」

香川大学地域強靭化研究センター特命准教授の磯内千雅子氏の「目標と限界を

共有する戦略的な連携計画」

霧島市国分野口地区自治公民館長の持留憲治氏の「地域コミュニティーの強化を

目指して」

それぞれお話のあと、会場との質疑応答もありました。

参加費は10000円。両日ともお弁当が出ました。

桜島は7日に3000mくらい噴火して、私たちは珍しかったですが、地元の

人は落ち着いていました。8日午後5時には爆発的噴火で噴煙が5500m

に達して1955年から最大だそうです。今後も噴火が続く可能性があるそう

です。大丈夫かしら?

 

 


全国都市問題会議に行って来ました(11/6~8)

2019-11-08 18:42:57 | 日記

11月7日(木)~8日(金)まで鹿児島県霧島市で開催された「第81回

全国都市問題会議」に始めて参加しました。

7日は9時半からなので6日から行きました。会場は霧島市国分体育館

で全国から市長・議長・議員など2000名が参加しました。

主催は全国市長会、公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所、同じく

公益財団法人日本都市センターと霧島市です。

テーマは「防災とコミュニティ」。7日は基調講演と主報告、一般報告。8日は

パネルディスカッションがありました。

7日のお昼休みには歓迎アトラクションで「鈴かけ馬踊り」が披露されました。

会場の近くにちょうど「大隅国分寺跡」があり、そちらも見てきました。

2泊3日の駆け足の参加でしたが、大変勉強になりました。

詳細は別の機会にしたいと思います。

 


庁舎移転に関する特別委員会がありました(11/5)

2019-11-05 15:01:12 | 日記

11月5日(火)庁舎移転に関する特別委員会がありました。

9月議会で市長が新庁舎は泉町2丁目の都有地が望ましいとの表明をうけて

12月議会に条例案が出されることになったので、特別委員会を設置しました。

〇なぜ住民投票しなかったのか?〇財政計画はつくるのか?⇒次回提出する。

〇用地取得費40.4億円は現庁舎用地の活用方法で減額されるそうだが、

いつ決まるのか?⇒来年度中には方向性を示す。今は検討中。〇北部・西部

地域からのアクセスは?⇒現庁舎用地に出先機関を残す。ICTを活用する。

ぶんバスのルートを変更する。〇西国分寺駅東口改札開設の見込みは⇒引

き続き要望していく。〇防災面の強化は具体的にどういうことを考えているの

か?⇒電源確保。消防署と連携した罹災証明書のスムーズな発行。などの

質疑応答がありました。

詳細な事業費は建設地が決まってから出すとのこと。現段階では建設費の

概算は93.3億円で高くなる可能性があり、泉町の土地取得費は40.4億円

だが、減額の可能性がある。金額については東京都の内規がありわからない。

詳細な数字が出ていないのでなかなか判断するのは難しいところですが、

12月議会で2/3の特別議決がないと移転は決定しないので悩ましいところ

です。

次回、出せるだけの資料を出してもらって慎重に審査したいと思います。

明日から2泊3日で全国都市問題会議があり、鹿児島県の霧島市に行って

来ます。テーマは防災とコミュニティです。帰ってきたら報告しますね。