新型コロナ「正しく恐れる」という本を読みました。
著者は呼吸器系ウィルス感染症の第一人者だそうです。そういえば新聞記事を読
みました。
コロナは言われているように接触感染と飛沫感染でなく、空気感染だということに
少し驚きますが、全体として「正しく恐れる」ためにどうしたら良いか、過剰で的外れ
な対策を指摘していて私としてはすんなり読めました。
コロナはワクチンや治療薬がまだないけれども普通のインフルエンザのような感染
症だとうけとめるようになれば良いと言っていますが、まだなかなかそこまでコンセ
ンサスはできていないでしょう。過度に恐れる必要はないが、ある程度怖がる必要
はある、とは難しいですね。
でもマスコミのミスリードやゼロリスクの考え方は納得できます。
○○から一人も感染者を出さない、と息巻くから感染した人は後ろめたくなり、いじめ
などがおこるわけで、誰でも感染する可能性があるとみんなが思えば、この息苦しさ
も少しは解消するのではないかと思います。
示唆に富む内容でしたが、首を振る人もいるでしょう。
いろいろな意見があってしかるべきだと思います。
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