9月4日(月)一般質問しました。
5、野川整備について
最近の状況としては都議会で陳情が趣旨採択になり、カメラが設置され、国分寺市でも議会で決議を可決した。今は機運醸成を図るため市民団体、市、議会もみんなで力を合わせて野川整備を進めていこうという事になっている。
整備が進まない要因として国分寺市は優先度が低いということだが、なぜ優先度が低いのか?
⇒東京都は治水の安全性で整備優先度を決めている。国分寺エリアではここ数年溢水が起きていないので優先度が低い。
要は雨が降ってもあふれないということだが、なぜあふれないのか?
⇒最大の要因は下水道が整備されたこと。またここ数年、国分寺市において一時間当たり50ミリ以上の豪雨が発生していないことも要因のひとつ。
鞍尾根橋から下流についてはほぼ整備が完了していると言われていてそうすると次は国分寺市のエリアではないのか?
⇒東京都は複数の河川を管理していてその中で被害の出た河川を優先的に整備している。野川全体の整備は継続して行われていて令和元年の台風で被害が出た最下流部の護岸整備や中流域の川床整備を今年度予定していると聞いている、
要するに下流の整備はほぼ終わっているが台風の被害が出でいるところは継続的に整備しているということですね。
今後整備をしていくと完了までの流れは❔
⇒野川整備は東京都の事業だが、国分寺エリアについては昭和40年4月23日に都市計画決定がなされていて平成29年に野川流域河川整備計画が改定されている。今後の流れとしては事業計画の認可、用地取得、整備設計、整備工事となる。
都市計画決定はしていて整備計画はできているが優先度が低い、溢水していないからということでなかなか難しいとは思うが今後の見通しについてはどのように考えるか❔
⇒現在のところ整備の見通しは立っていない、引き続き市としては東京都に早期整備について要請を続けていきたい。
なかなか厳しい答弁だ。
今は機運が盛り上がってきているのでこの機をとらえてぜひ一丸となっていろいろな形で要望していただきたい。
例年だと来月位に市長が都知事と懇談すると思うのでその時にも要望していただきたい。
あふれていないので優先度が低いという事だがたまたま国分寺市に大きな雨が降っていないだけで可能性は今後もある。最近のゲリラ豪雨は100ミリ以上も発生している。一度本当に大きなゲリラ豪雨が来たら大変な被害になる。
道のりは険しく遠いようだがあきらめずに市も私たちも市民団体の皆さんと協力して頑張っていきたい。
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