
4月27日(日)「きこえとことば」の支援についての学習会に参加しました。
「聴くことや話すことに支援が必要なこどもたち」をテーマに南めぐみさん(言語聴覚士、臨床心理士)からお話を伺いました。
「聴く・話す」ことやその周辺に課題を持つ子どもについては、難聴、構音障害、吃音、場面緘黙、言語発達の弱さ、読み書き障害などがあります。
そのほかにもADHD(不注意や多動)、ASD(自閉傾向)などの発達障害がある子どもをあわせて通常学級にて支援が必要な子どもの割合は文科省の調査では8.8%と言われています。
そのうち聴く・話すに障がいがある子どもは3~4%で国分寺市では約400人くらいと推計されます。
対策としては各自治体に通級による指導の一つとして「きこえとことばの教室(難聴・言語通級指導教室)が小学校に設置されていますが、多摩26市で国分寺市と羽村市、狛江市にはありません💦
国分寺市では未就学児は児童発達センターつくしんぼで、就学時は教育相談で相談が可能なようですが人数も少なく十分に対応できているとはいえないようです。
この10年間、言葉の困りごとを持つお子さんへの支援に関する学校からの情報は皆無に近い状態でしたが今年初めて「国分寺市の特別支援教育」というパンフレットができて驚いていらっしゃいました(-_-;)
発達障害への関心が高まり支援ニーズは年々増大しています。
困っているお子さんについてはさまざまな支援方法を検討し、可能なことから実現していくべきだと考えます!
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