11月29日(日)毎週日曜日にやっている子育て議連・出産議員ネットワーク合同
勉強会に参加しました。
テーマは「新型コロナ禍が男女共同参画推進に与える影響と課題」
講師は萩原なつこ立教大学教授でした。
1979年6月28日~19日まで東京サミットがあり、サッチャー首相が来日しました。
萩原さんはちょうどこの時22歳で、この後、結婚・出産して大学に再入学されたそ
うです。
日本の女性の政治参加はとにかく遅れています。
1999年にできた男女共同参画基本法も知っている人が少ないようです。
差別撤廃条約の日本の批准の課題は国籍法の改正と雇用機会均等法と家庭科の男女
共修でした。私もこのころ民社党でこの活動に従事していたので懐かしかったです。
現在は貧困の女性化が問題になっていて、貧困者の2/3が女性です。特にコロナ過
で自殺する女性が増えています。
11月19日は世界男性デーだそうで、最近は男性権力の神話も問題になっていて、
助けてと言えない男性の孤立化も深刻だそうです。
豊島区は東京で唯一「消滅都市」に推定され、特に若い女性に焦点をあてた政策を
萩原先生を始め多くの皆さんで提案していったそうです。
男女共同参画の歩みもゆっくりですが、確実に進んでいると実感しました。
でもまだまだかな。
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