及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

6月議会一般質問

2018-06-18 16:02:01 | 日記
6月6日に一般質問しました。

1.西国分寺駅について

(1)○国分寺駅北口再開発ビルが4/1にオープンし、西街区5階のcocobunjiプラザ内にcocobunji

市民サービスコーナーが5/1にオープンした。国立駅では国立駅前くにたち・こくぶんじ市民

  プラザ内に国立駅前市民サービスコーナーが5/14にオーブンした。

  取扱業務も拡充している。

  西国分寺駅だけ市民サービスコーナーがない。ブックポストがいずみホールの前にあるだけ。

  市はどう考えるか?→サービスコーナーができた2駅の状況を勘案しつつ考えていきたい。
 
  ○乗客は2016年で2万9300人いる。北口の再開発が進むので事務所が必要になれば、サービス

  コーナーもあわせて検討してほしい。西国分寺駅担当部長もできた。

(2)○南口駅前通りの道路照明灯がよく消える。特に雨の日の翌日に消える。対策は?→漏電及び腐食の

  調査、分電盤の埋設管の漏電、電路の状況を6月末を期限に実施する。

  ○夜中に消えている時の対応はどうしているのか?→夜中は対応していない。雨がやんだら確認して

  ブレーカーを上げている。

  ○地元の自治会や防災会と協力したらどうか?→調査結果が出で改修まで時間がかかるようなら考えたい。



2.都立多摩図書館について

○4/28に来館者が30万人に達した。30万人目は国分寺市の小学生だった。国分寺市民がどれくらい利用

しているかはわかるか?→把握していない。

○駅からの道が分かりにくいが苦情は来ていないか?→そういう声は直接はない。

○ガード下は危険だ、道路の安全については優先して取り組んでほしい。→教育部とも相談して対策したい。



3.消防署用地と防災関連用地について

○図書館と公文書館は地下水の調査をしてないのか?→調査した。

○もし地下水に大きな影響が出るという結果が出たらどうなるのか?→基礎工法について湧水等保全審議会

 に諮問して建設事業者と調整する。



4.待機児童について

○6/1に小池都知事が記者会見した。東京都の待機児童は昨年比3100名減少して5500名を下回る見込みだ。

 当市は203名。分析結果は育休中102名、求職中58名で育休が70名増えている。

 特徴的なことは申込者が多いこと。去年より260名も増えている。どう考えるか?→近隣市は減っている

 ところもある。当市に特徴的か把握が難しい。対象年齢人口も135名増えているが人口増以上に申込者

 が増えている。

○小規模保育所を近隣市は作っている。当市の考えは?→短期的に待機児童の解消につながるが、3歳児

 以降の連携園の確保がネックになっている。

○2歳と3歳の定員差が少なくなっている。

○待機児童への細かい丁寧な対応をしてほしい。保育コンシェルジュが待機児童対策に特化したらどうか?

 →3歳児の空きがないので難しい。幼稚園で受け入れの枠があれば連携したい。



5.ロケーションボックスについて

○問い合わせ件数が117件あったのに撮影件数が34件と少ないのはなぜか?→そこまでは分析できてない。

○実際の放映日が分からないので情報発信をしてほしい。→放映日が決まり次第ホームページやSNSで

 市民に周知する。

○国立では宣伝は国立市観光まちづくり協会というNPOが担当してホームページを活用してうまく宣伝

 している。国分寺の観光協会ではやってもらえないのか?→今後、観光協会にも提案して市の魅力を

 双方で発信していく。



6.介護保険サービスと障がい者サービスについて

○大原則は介護保険サービスが優先だが、しかしながら、「一律に当該介護保険サービスを優先的に利用

 するものとはしないことする」というのが一番新しい通知だ。

○介護保険2号被保険者=40歳から64歳までの特定疾病=老化に起因して発症した末期がん、筋委縮性側索
 
 硬化症(ALS)、骨粗しょう症、認知症、脊柱管狭窄症、脳梗塞、関節リウマチなど16種類=が相談に

 行った際に「障害福祉サービスを使うと障害サービスが足りなくなる」また他の職員は「2号の人だけ

 障害サービスを使うと他の介護保険の利用者から不公平感が出る」ということも言われている。

 一律に優先しないことを職員に徹底してほしい。→一律に介護保険サービスを優先的に利用するものでは

 ないという趣旨を踏まえて、介護保険2号被保険者への対応も含めて担当職員が趣旨にのっとった対応を

 することを徹底していきたい。

○国分寺市は障害者サービスを提供できる事業所が少ないのではないか?→平成28年度末の東京都の調査では

 グループホーム、短期入所サービスは都内の平均を上回っている。

○相談支援専門員の数は少ないのではないか?→利用者が年々増加している。障がい者地域自立支援協議会の

 相談支援部会で効率的かつ効果的な相談支援業務の実施に向けて業務のガイドラインの共有化、サービス

 利用計画書の様式の改定の取り組みをしている。



7.カーブミラーの設置基準について

○交通管理者からは道路反射鏡の設置については必要最小限とするように指示されている。



8.無戸籍について

(1)出生届をださない、受け付けてもらえないと無戸籍になる。
  
  法務省の正式発表では2018.4.10現在713人。0.1歳はカウントせず、8割の自治体が把握していないと

  回答している。司法統計では家裁に毎年3000件申立てがあり、500件は認められていないので、推計で

  1万人くらい無戸籍の人がいるのではないかと言われている。国分寺市は法務省のアンケートに回答

  しているか?→毎月、該当がないと報告している。

(2)無戸籍になる理由の一番は、民法772条2項の離婚後300日以内に生まれた子どもは前の夫の子どもになる

  ということ、2つ目は虐待やネグレクトなど出生届をださない親の問題。

  カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した是枝監督が2004年に公開した映画で「誰も知らない」という

  映画があった。4人の母子家庭の子どものお母さんがいなくなる。実際の巣鴨置き去り事件を題材にしている。

  新聞、テレビ、映画などで無戸籍の事例が報告されてきた。

(3)戸籍がなくても住民票に記載できるか?→出生届がだされていなくても子の身分関係を確定するための

  手続きをしているときは市は職権でその子の住民票の記載をすることができる。過去に事例があった。

(4)戸籍や住民票がない場合でも受けられる市民サービスは何があるか?→無戸籍でも居住の実態が確認できれば

  児童手当、児童扶養手当、新生児訪問、健康診査、国保の適用、小・中学校の修学については可能。
  
  保育園にも入れる。

(5)このことをよく知らない方がいるのではないか。他市ではホームページで案内をしているところもある。

  法務局や弁護士会で相談できるが、一番身近な市役所で相談を受けられないか?→市でもホームページを

  活用して該当する方に見ていただいて情報発信することは必要だと考える。ホームページを作っていきたい。

  また、無戸籍でも受けられるサービスは各課に相談していただくようにする。

(6)ぜひ市でも相談に乗っていただきたい。