いい小説を読みました。
「青と白と」 穂高明
東日本大震災から数年経ちました。
いまや忘れがちになってしまう、あの時のこと…。
震災の事をテーマにして書かれているとは知らずに手に取った本ですが、読んでよかったです。

東京に住んで、売れない小説を書きながらアルバイトをしている30代後半の女性が主人公。
故郷仙台が被災し、家族や友人達が苦しんでいるのに、何もできない自分がはがゆくなる…。
そんな主人公の思いが綴られています。

著者は宮城県出身だったんですね。
この物語を書くにあたり、色々と悩み苦しまれたのだろうと思います。
といっても、何も暗すぎる物語ではありません。
人の強さや優しさが伝わってきます。
最後には、やさしく背中を押されるような前向きな気持ちにさせてくれる。
そんな清々しい物語。
今こそ、たくさんの人達に読んでほしい1冊です。
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「青と白と」 穂高明
東日本大震災から数年経ちました。
いまや忘れがちになってしまう、あの時のこと…。
震災の事をテーマにして書かれているとは知らずに手に取った本ですが、読んでよかったです。

東京に住んで、売れない小説を書きながらアルバイトをしている30代後半の女性が主人公。
故郷仙台が被災し、家族や友人達が苦しんでいるのに、何もできない自分がはがゆくなる…。
そんな主人公の思いが綴られています。

著者は宮城県出身だったんですね。
この物語を書くにあたり、色々と悩み苦しまれたのだろうと思います。
といっても、何も暗すぎる物語ではありません。
人の強さや優しさが伝わってきます。
最後には、やさしく背中を押されるような前向きな気持ちにさせてくれる。
そんな清々しい物語。
今こそ、たくさんの人達に読んでほしい1冊です。

