本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
そんな私が綴る日々の暮らし。
おすすめ情報発信します。

BAR追分

2015年08月26日 | 小説
昼間は定食などを出すバール、夜はカクテルとおつまみを出すバーになる。
路地奥にある、そんなお店「BAR追分」が物語の舞台となった本を読みました。

「BAR追分」 伊吹有喜

     

主人公は、もうすぐ30歳になろうかという青年ウドウ。
夢を持ちながらも、うだつの上がらない日々を送っている。

でも、ねこみち横丁にあるBAR追分を訪れてから、彼の日々は少しずつ変わっていく。

この「BAR追分」を訪れた人達は、それぞれがちょっと幸せな気持ちになって、店をあとにする。
そんな素敵な店なのだ。

スープにサンドイッチ、カレーライス、そして本格的なカクテル。
丁寧に作られた品々は、どれも美味しそう。

昼間のバール担当の可愛い桃ちゃん、せんべい屋のおっちゃん仙石さん、BAR追分のオーナーで妖艶な美女遥香さん…。
などなど、ねこみち横丁の人々が個性的でとっても魅力的。

ちょっと幸せな気分になれる一冊。
続編を書いてほしいなあ~、と思う作品でした。

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