本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
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洋菓子が食べたくなる小説

2014年09月23日 | 小説
読むとケーキが食べたくなる、そんな小説を読みました。

「菓子フェスの庭」 上田 早夕里

西富百貨店芦屋支店の企画部に所属する武藤。
彼がスイーツの企画を担当することになるところから物語は始まります。

     

ところが、武藤は甘いものが大の苦手な無骨な男。
苦手なケーキを試食せざるを得ない状況においこまれ胃腸が悲鳴をあげそうになります。
そんな時、夏織というひとりの女性パティシエに出会い、彼女の作ったお菓子に感心し、いつしか彼女自身にも魅かれていく。

物語も面白いですが、ケーキの描写がたくさん出てくるので洋菓子好きな人には興味深いと思います。

     

物語には「ブランマンジェ」というスイーツが出てきます。平たく言うと牛乳プリンのようなもの。
シンプルだからこそ味の工夫で色々なバリエーションができるんですね。
ベイリーズというリキュールを使ったり、「へ~」と思うスイーツ作りの過程を読んでいくのが楽しいです。

     

今日のおやつに「かぼちゃのスクエアケーキ」を食べました。
スフレ生地がシュワッとやわらかく、かぼちゃクリームのやさしい甘さとあいまって美味しかったです。

パティシエ小説を読んでケーキの想像をふくらますのは楽しい。
実際にケーキを食べるのもモチロン楽しい。
想像と現実とでケーキを味わうダブルの喜びを体験です。

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