我輩は主婦である。名前はみえり。
風は冷たいけど、太陽の下は暖かい春であった昨日のこと。
北鎌倉に呼ばれて、ぶらりと一人散歩してきた。
駅近くをうろうろしていたら、白い壁のかわいらしいパン屋を発見。
Boon Bakery というパン屋。
コジンマリとした店内に、パンを求める人で溢れている。
美味しいパン屋さんなのだろうか?
時間は午前11時過ぎ。
お昼ごはんは、これだ!
迷わずドアを開けた。
パンを購入してから、円覚寺へ。
山にかこまれた寺の中は、自然豊か。
山を登ったり下ったりしながら一通りの建物を見て回る。
そして建物ごとに、よくわからないけど、お祈り。
12時過ぎ、ベンチにて待ちにまったお昼ごはん!
まず、カレーパン。「うわっ、うま!」
次に、長ネギベーコンロールパン。「長ネギとパンが絶妙!」
3つ目、メロンパン。「今までのメロンパンの中でベスト1!」
4つ目・・・(おいおい、何個食べるんだい?!)、洋ナシのデニッシュ。
「うぉ~!甘いもの好きにはたまらん!!ケーキみたい~」
霊験あらたかな円覚寺の境内で一人パンをムサボリ食べる我輩・・・。
「美味しかった~」
胃も心も満たされて、
日向ぼっこしながら、鎌倉時代が香る自然豊かな景色を眺めつつ、
ホーホケキョと鳴く鶯に耳を澄まして、幸せをかみしめていたその時。
ある光景が目に入ってきた。
それは、1人で観光に来た外人(20代、白人男性。仮に名前をマイケルとする)が
60過ぎのオバちゃん2人組(生粋の日本人)にカメラを持って話しかけている。
どうやら写真を撮ってくださいと頼んだようで、
オバちゃんの1人がマイケルのデジカメを持ち、シャッターを切る。
しかし、その後オバちゃんは「あれ?写真撮れてないような気がする!もう一度撮らせて!」
マイケルは、日本語で話すオバちゃんにこう言った。
「ワタシ、ニホンゴ、スコシ」
マイケルはチンプンカンプンな日本語に困惑。何か言いたげである。
心の優しきオバちゃんは、写真がちゃんと撮れていないと可哀相だと思ったようで、何度も何度も同じ写真を撮る。
しぶしぶ何度も古い建物の前でポーズをとるマイケル。
「あれ~?おかしいのよ!撮れた気がしないのよ」
オバちゃんは、また「もう一枚!」とマイケルにポーズをとらせようとした。
エンドレス・・・。
思わず黙っていられなくなり、我輩登場。
我輩 「あの~、大丈夫ですか?」
オバちゃん「シャッター押しても、ぐいって入らないの!ちゃんと撮れてないよ」
マイケル「・・・・・(どうしていいかわからず)」
マイケルは、オバちゃんが撮ってくれた画面を指していた。
ちゃんと、撮れてるじゃん!
案の定、オバちゃんたちはデジカメに触ったことがなかったようで・・・。
我輩は、「撮れてますよ」と伝えるが、
オバちゃんたちは納得せず、
「心配だから、もう一度あの外人の写真を撮ってあげて」と我輩に頼む。
なんだかしらないけど、オバちゃんたちに乗せられて
マイケルにカメラを向けてシャッターを切る。
我輩、しっかり撮れたのを確認。
我輩はマイケルにカメラを渡しながら力強く言った。
「大丈夫!」
おいおい!日本語かよ!
オバちゃんたちと違って、英語教育受けてるだろ!
後から自分に突っ込みいれたがもう、遅い。
新婚旅行の飛行機にて外人のスッチーに
「機内食、ビーフとチキンどっち食べますか?」と英語で聞かれて、
「フィッシュ!」と堂々と答えた我輩である。
英語力を求められても困るのだ。
が、しかし!
せめて、「OK」くらい言えばよかった~。
後悔ひとしおである。
でも我輩の「大丈夫!」の力強い一言で、一件落着。
やっとマイケルはオバちゃんたちから解放された。
後からデジカメの画像を整理する時のマイケル、
意味もなく何枚も同じ写真があることにガッカリするんだろうなぁ・・・。
しかも、自分の顔は困惑顔。
そんな写真を増やすのに我輩も一枚協力してしまった・・・。
ごめんよ、マイケル。
「写真撮ってもらうの、めんどくせ~」病になってないといいのだが・・・。
どうか、次に写真を撮ってもらう時は、デジカメを手に持っている人か、
若い人に頼んでいますように。
そう願いながら、円覚寺を後にした我輩はあることに気づく。
はっ!いかん!お土産用に買ったパンも全部食べてしまった~!!
もう一度、Boon Bakeryに戻ったのは言うまでもない。
こんな美味しいパン屋さん、近所に欲しいっす。
写真の画像は、とっても美味しかった「メロンパン」
Boon Bakery
鎌倉市山ノ内1339-2 TEL 0467-22-8552
営業時間 午前9時より
横須賀線 北鎌倉駅より 徒歩1分
定休日 月曜日、第二、第四日曜日
風は冷たいけど、太陽の下は暖かい春であった昨日のこと。
北鎌倉に呼ばれて、ぶらりと一人散歩してきた。
駅近くをうろうろしていたら、白い壁のかわいらしいパン屋を発見。
Boon Bakery というパン屋。
コジンマリとした店内に、パンを求める人で溢れている。
美味しいパン屋さんなのだろうか?
時間は午前11時過ぎ。
お昼ごはんは、これだ!
迷わずドアを開けた。
パンを購入してから、円覚寺へ。
山にかこまれた寺の中は、自然豊か。
山を登ったり下ったりしながら一通りの建物を見て回る。
そして建物ごとに、よくわからないけど、お祈り。
12時過ぎ、ベンチにて待ちにまったお昼ごはん!
まず、カレーパン。「うわっ、うま!」
次に、長ネギベーコンロールパン。「長ネギとパンが絶妙!」
3つ目、メロンパン。「今までのメロンパンの中でベスト1!」
4つ目・・・(おいおい、何個食べるんだい?!)、洋ナシのデニッシュ。
「うぉ~!甘いもの好きにはたまらん!!ケーキみたい~」
霊験あらたかな円覚寺の境内で一人パンをムサボリ食べる我輩・・・。
「美味しかった~」
胃も心も満たされて、
日向ぼっこしながら、鎌倉時代が香る自然豊かな景色を眺めつつ、
ホーホケキョと鳴く鶯に耳を澄まして、幸せをかみしめていたその時。
ある光景が目に入ってきた。
それは、1人で観光に来た外人(20代、白人男性。仮に名前をマイケルとする)が
60過ぎのオバちゃん2人組(生粋の日本人)にカメラを持って話しかけている。
どうやら写真を撮ってくださいと頼んだようで、
オバちゃんの1人がマイケルのデジカメを持ち、シャッターを切る。
しかし、その後オバちゃんは「あれ?写真撮れてないような気がする!もう一度撮らせて!」
マイケルは、日本語で話すオバちゃんにこう言った。
「ワタシ、ニホンゴ、スコシ」
マイケルはチンプンカンプンな日本語に困惑。何か言いたげである。
心の優しきオバちゃんは、写真がちゃんと撮れていないと可哀相だと思ったようで、何度も何度も同じ写真を撮る。
しぶしぶ何度も古い建物の前でポーズをとるマイケル。
「あれ~?おかしいのよ!撮れた気がしないのよ」
オバちゃんは、また「もう一枚!」とマイケルにポーズをとらせようとした。
エンドレス・・・。
思わず黙っていられなくなり、我輩登場。
我輩 「あの~、大丈夫ですか?」
オバちゃん「シャッター押しても、ぐいって入らないの!ちゃんと撮れてないよ」
マイケル「・・・・・(どうしていいかわからず)」
マイケルは、オバちゃんが撮ってくれた画面を指していた。
ちゃんと、撮れてるじゃん!
案の定、オバちゃんたちはデジカメに触ったことがなかったようで・・・。
我輩は、「撮れてますよ」と伝えるが、
オバちゃんたちは納得せず、
「心配だから、もう一度あの外人の写真を撮ってあげて」と我輩に頼む。
なんだかしらないけど、オバちゃんたちに乗せられて
マイケルにカメラを向けてシャッターを切る。
我輩、しっかり撮れたのを確認。
我輩はマイケルにカメラを渡しながら力強く言った。
「大丈夫!」
おいおい!日本語かよ!
オバちゃんたちと違って、英語教育受けてるだろ!
後から自分に突っ込みいれたがもう、遅い。
新婚旅行の飛行機にて外人のスッチーに
「機内食、ビーフとチキンどっち食べますか?」と英語で聞かれて、
「フィッシュ!」と堂々と答えた我輩である。
英語力を求められても困るのだ。
が、しかし!
せめて、「OK」くらい言えばよかった~。
後悔ひとしおである。
でも我輩の「大丈夫!」の力強い一言で、一件落着。
やっとマイケルはオバちゃんたちから解放された。
後からデジカメの画像を整理する時のマイケル、
意味もなく何枚も同じ写真があることにガッカリするんだろうなぁ・・・。
しかも、自分の顔は困惑顔。
そんな写真を増やすのに我輩も一枚協力してしまった・・・。
ごめんよ、マイケル。
「写真撮ってもらうの、めんどくせ~」病になってないといいのだが・・・。
どうか、次に写真を撮ってもらう時は、デジカメを手に持っている人か、
若い人に頼んでいますように。
そう願いながら、円覚寺を後にした我輩はあることに気づく。
はっ!いかん!お土産用に買ったパンも全部食べてしまった~!!
もう一度、Boon Bakeryに戻ったのは言うまでもない。
こんな美味しいパン屋さん、近所に欲しいっす。
写真の画像は、とっても美味しかった「メロンパン」
Boon Bakery
鎌倉市山ノ内1339-2 TEL 0467-22-8552
営業時間 午前9時より
横須賀線 北鎌倉駅より 徒歩1分
定休日 月曜日、第二、第四日曜日