goo blog サービス終了のお知らせ 

鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

夏鳥の渡りは、ほとんど見てない

2019年10月25日 | 野鳥

地元の秋の渡り鳥をほとんど見ないまま、冬鳥たちがき始めている。

一瞬見た夏鳥は、

サンコウチョウ

 メスのサンコウチョウ。暗くて画像が荒い。しかし、この写真を撮った経緯はちょっと興奮。

水場に来るキビタキを撮っていたとき、左横から茶色っぽい大きめな鳥がいきなり画面を横切り、水にぽちゃんと入ったと思ったら、トンボ返りでまた左へ戻ったのだ。

「えっ、今の何?もしかしてサンコウチョウ?」

と思っている間に再度、再々度、同じことを繰り返す。

あわてて左手の奥が見える位置に移動して探したら、写真のような位置にサンコウチョウがいたのだ。

これがうわさのサンコウチョウの水浴びだった。

そこからまた何度がぽちゃんを繰り返して、森の奥へ飛び去って行った。

 

キビタキ

この秋はキビタキのオスがよく見られた。

一度に3羽見たという人もいる。

私のお気に入りは、こちら。

写真はやっぱりひどいが「英名Narcissus FlycatcherのNarcissusポーズが撮れた。」とひとり悦に入っている次第。

オオルリの若

これも相変わらず、暗くて荒い写真になってしまった。

なぜかこのオオルリの若の傍には、キビタキの若が3羽ぐらい、けんかするでもなくまとわりついていた。


エゾビタキ

以前エゾビタキが毎日のように見られたシンボルツリーが倒れてしまい、エゾビタキを見る機会もすくなくなってしまった。

コサメビタキも、ツツドリも、この秋は見逃した。センダイムシクイはちらっと見たが、ひどい写真しかとれなかったので割愛。

最後に、ちょっと残念な写真。

何かに激突して落鳥したらしいマミチャジナイ。生きている姿を見たかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の思い出 奥庭で鳥見②

2019年09月24日 | 野鳥

メボソムシクイ


ムシクイの仲間は姿だけではなかなか判別できない。さえずりを聞けばわかるのだが、秋には囀らない。

それに、他所では見られても、動きが早く、樹上なので、お腹ばっかりということも多い。

しかし、ここ2000mを越える高地では、メボソムシクイしかいないので、悩むことがないし、

何より間近で見て堪能できる。

コガラ

コガラは、他所でも見られるが、平地にはめったに下りてこない。

ヒガラ

ヒガラの若

シジュウカラに似ているが、ネクタイがなく、より小さくて2頭身かと思うプロポーション。

若鳥はシジュウカラと同じく、色が淡い。後頭部の羽を逆立てることが多い。

ヒガラの成鳥

水浴びすると、何鳥だかわからなくなる?

今年は他にホシガラス、キクイタダキもいたが、写真を撮るチャンスはなかった。

イスカ・ビンズイ・カヤクグリなども見られる年があったが、今年は見られた種数は少なかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の思い出 奥庭で鳥見①

2019年09月23日 | 野鳥

ここ何年か毎年夏に富士山の奥庭へ鳥見に行っている。

見られる鳥は毎年ほぼ同じで種数も少ないが、避暑にもなるし、水場に来る鳥をただのんびり待ってればいいので、とても楽なのだ。

ウソ

ウソのオス

ウソのメス

そして、ウソの若鳥

この場所の魅力は、なんといっても高地で繁殖する鳥たちの雛や若鳥が見られることだ。

ウソの若鳥は、この場所でしかみたことがない。

ルリビタキ

ルリビタキのオス

ルリビタキのメス

今年は、ルリビタキの若を撮り損ねた。帰る間際に現れて、カメラを取り出せなかった。

思い出に、2017年のぶつぶつ模様の若を貼っておく。

その②へ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アラスカで鳥見 パフィンたち

2019年07月29日 | 野鳥

アラスカのアンカレッジに行ってきた。

一番の目当ては、パフィンを見ることだった。

Sewardという港から氷河クルーズ船に乗り、途中の島々で繁殖しているところや、海で餌を捕っているところが見られる。

船の客たちの大半の目当ては、クジラやイルカを見たり、氷河をみたりすることなので、それらが見られない時間帯は船室でくつろいでいる。

鳥を見たい人は、人がいないとき甲板のへさき部分に陣取って、ひたすら鳥が現れるのを待ち、撮る。

船の揺れと正面から受ける冷たい風に耐えて立っているのはなかなか大変だった。

ツノメドリ(Horned Puffin)

 ツノメドリは繁殖している岩場の近くで船がゆっくり進んでくれたので、岩場にいる状態を撮ることができた。

なんともユニークな顔。嘴はどのような構造になっているのだろう。

覗き込んでいる先にもう一羽。抱卵しているのだろうか。

海で餌取りをしているツノメドリたち。船が近づくと慌てて飛び立つ。

エトピリカ(Tufted Puffin)

 もう1種のパフィン、エトピリカは岩場では見つけられず(見つけにくいところで営巣しているらしい)、海で採餌している場面を撮るしかなかった。

海に潜っては魚などをくわえて上がってくる。そしてやはり船が近づいてくると慌てて飛び立つ。

なかなかうまく撮れなかったが、一番の目的を達成できてよかった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上半期のシジュウカラにズームイン

2019年06月17日 | 野鳥

ウグイスの囀りを耳にすると、まだ寒さが残っていても「春が来た」と感じるものだが、実はもっと前に春の到来を告げるのがシジュウカラだと思う。

「ツツピー、ツツピー」と囀る2月17日のシジュウカラ

今年は、囀りとともに、活発にして激しいシジュウカラ同士の争いを目にすることも多かった。

追いかけまわしていると思ったら、突然取っ組み合いながら目の前に落ちてきたシジュウカラ

別の日にも。

3月下旬。捨てられたボールのようなものの中身を取り出すシジュウカラ。巣材にするのだろう。

河津桜の蜜を吸うシジュウカラ

蜜腺を横からつっついて盗蜜している。この河津桜に来る集団だけがやっているように見えた。

今年は巣立ちびなが餌をもらうシーンは撮り損ねたが、5月には、独り立ちした若鳥たちが集団をつくり、せわしく飛び回るのが見られるようになった。

可愛さと凛々しさが混ざっている。

今年水場に来るシジュウカラの中に、目の上に白い斑点が眉のようについている個体がいた。

親鳥にもそういう個体がいたので、遺伝的なものらしい。

身近な小鳥たちのいろいろな姿を見るのも楽しい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする