オフィス・ヤハのトホホな日々

エホバの証人の一プログラマが聖書研究と自転車の趣味等を徒然なるままに

聖書研究ノート(アテネ)

2012年03月14日 | 聖書
    パウロはベレアを追われて、いよいよ最悪宗教都市とも言えるアテネに入ります。アテネでこそ、パウロの博学が生きてきます。諸国民への使徒として彼が選ばれた意義がここにあったように思えます。



    この地図の上の方の中央◎に、テッサロニキ(テサロニケ)があります。その左斜め下1.5cmあたりにベレヤ(ベレア)が見えるでしょうか。テサロニケからベレアの距離が、約65km、ベレアからアテネまで直線距離でざっと300km強でしょうか。

    上の地図のアテネの部分を拡大した航空写真が下です。



    更にズームすると、



    中央に「プラカ」(プラカというのは、アクロポリス北側の裾野に広がる地域で、たくさんのおみやげ物屋さんが並んでいるほか、アテネの古い町並みが残っている場所としても知られている。)という文字がありますが、その文字のすぐ下の白い横長の長方形部分がアクロポリスです。アクロポリスの右上2cmに北東方向に伸びた緑の丘がアテネ最高峰(約270m)リュカベットス(リカベトス)の丘です。「洞察Ⅰ」p75に写真が紹介されています。アクロポリスから徒歩で1時間で頂上に(絶景)。

    更にズームインしちゃいます。



    右下の白い丘がアクロポリスです。地図の左パネルを見ますと、アゴラには、Aの「ローマ・アゴラ」と、Bの「古代アゴラ」の二つあります。「徹底的な証し」p140では、「アテネのアゴラはアクロポリスの北西にあり,5ヘクタールほどの広さ」とありますから、この地図のB「古代アゴラ」の方がパウロが宣べ伝えた場所になるのでしょうか。

※蛇足ですが、二番目の地図のアテネの東隣の広大な緑の部分、或いは、三番目の地図の右下の大きな緑の部分は、アテネ東方5kmのHymettus山(英語発音で「ハイメタス」又は、「ヒメットス」、ギリシャ語では「イミトス」)。高さ1,027m;古代からの大理石の切出地。小道が縦横に見られ、ゴルフ場かと思いましたが、そうではありませんでした。