房総半島でゆっくりと丁寧に暮らす

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窯出しと美術館

2010-11-25 | 陶芸
先日窯焼き中にお邪魔した、六地蔵窯の窯出し展(11月19日~28日)に行って来ました



まず窯がどうなったのか見せてもらった所、

あの時の火の饗宴はどこへやら・・・



中は?もぬけのからです



入り口が塞がれていた別室も開いてる!

火を落としてから6日後に(作品が冷めてから)取り出したそうです



取り出された2000点の作品が敷地内に展示されていました

迫力!



昔ながらの薪を使った陶芸は、釉薬を使いません



この模様は炎と自然の灰が作るんですよ



電気窯やガス窯では、この深い味わいは出せないんですよね

やっぱり凄いわ!自然の力^^



このスッとたたずむ青光りした瓶

よっぽど購入しようかと思いましたが、どんどん増えすぎる我家のコレクションの量を考慮し、今回は諦めました

でも次回もあったら買ってまいそう~

いやー良いもの見させてもらいました!

ありがとうございます、安田さん^^




六地蔵窯を後にし、次に向ったのは



ミュージアム as it is

文化的なものが少ない?と言われる千葉県ですが、ここは数少ない『千葉の誇れる文化スポット』ではないでしょうか!

この山の小さな美術館に、全国からファンがやって来ます

アフリカやヨーロッパ、東洋等の国々で日常生活に使われた工芸品を主に展示しています

今回の展示物は、15世紀の木製キリスト像(フランス)、かき養殖棒(フランス)、布団地(日本)、ソフトボール(日本)、アイスキャンディーのガラス容器(日本)などなど・・・

人によっては難解と言うか、好き嫌いの分かれる所だと思いますが・・・キュレーターの鋭い審美眼により見つけられた、選りすぐりのオーラを放つ展示物と、それを包み込む空間です



屋内は撮影できないので↑これは、庭に置いてあった鉄のテーブルの表面

程よいサビが心地よい(実用にはきつい



同じく庭の折りたたみ椅子

良い感じにペンキも剥がれてヤレてます

外回りの置物にも、拘りを感じます^^



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